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サトクダマキモドキ(さとくだまきもどき)
Tag: 病害虫 害虫 果樹 カンキツ チャ
- 和名(分類):
- サトクダマキモドキ
(キリギリス科 ツユムシ亜科)
- 学名(英名):
- Holochlora japonica Brunner
(Japanese broadwinged katydid)
- 寄主植物:
- チャ、カンキツ、カキ、モモ、ウメ、スモモ、アンズ、オウトウ、リンゴ、ナシ、クリ、ブドウ、ビワ、イチジク、クルミ、クワ、サクラ類、フジ、ツツジ、ヤマブキ、ゲッケイジュ、ネコヤナギ
- 形態・生態:
- (1) 形態
バッタ目キリギリス科で、ツユムシに近縁な仲間。成虫は全長42 〜 56mm、体翅とも全体が緑色で、体は極端に縦長の扁平、触角は長く淡褐色である。雌の産卵管の幅は広く、短く、上方に湾曲し、上下両縁は鋸歯状を呈する。
(2) 生態
年1回の発生で、卵で越冬、幼虫は5〜6月頃孵化し、樹上や雑草で生活する。成虫の発生期間は8〜11月で、雌成虫はチャ樹などの細枝に裂傷をつくり、5〜12cm程度の縦長で縦に2列に密接して多数産卵する。その際深い傷を生じ、傷跡はささくれて木くずが外に出る。
(3)類似する種
前脚が褐色のヤマクダマキモドキ(Sinochlora longifissa)がある。
コメント†
- '''' --
我が家では、掲載されているカンキツ、ツツジ、イチジク、サクラには目もくれず、バラの新芽だけに執着しています。バラの木1本に19に匹・・地獄です。幼虫の頃にバラに被害が無いのですが、成虫時と食べ物が違うのでしょうか?
- いい加減な話ですが tea-farm --
幼虫と成虫で食性が違うかどうかについては、具体的な情報を持ちませんが、
基本的に、葉か若い枝(茎)しか食べないとみています。
幼虫時は恐らく、雑草に寄生していると見るのが正解だと思います。
ウチの茶園で茶の枝に産卵された事がありましたが、食害が出たのは夏。
それ以前に孵化しているはずですから、(バッタの仲間は普通7月頃ですよね)
一旦、近くの若芽のある植物か、柔らかい雑草に移動した後、戻った可能性が
大きいと思います。
それにしても19匹は多すぎだと思います、環境も含め何か他に誘引する原因があるのではないでしょうか?
- '''' らぴすらずり --
うちでは、枝に産卵されている様子はありません。よそで孵化し、成虫になるとやってくるようです。雑草だらけの空き地が多く、ここ数年バラを沢山栽培している家が増えたのですが、その頃から被害が出るように・・植えっぱなしで消毒すらしない家が多いので、虫の食料基地になっているのかもしれません。駆除するには、地道に捕まえるしかないですね・・