これらのキーワードがハイライトされています:t
スピノエース†
スピノエース(殺虫剤)についてのコメントです。
天敵利用をしていて思ったことをコメントしましょう。
(お名前)、(題名)は特に記述しなくてもOKです。
お気軽にどうぞ。
尚、質問をされても返事は出来ないと思います。ごめんなさい。
参考資料†
- 天敵用語集>スピノサド(有効成分)
- 「寄生バチであるコレマンアブラバチに対するクロロタロニル(TPN)とスピノサドの影響評価試験」 日本農薬学会誌 30:11-16 (2005)
コメント†
- 花の中まではとどかず。 大阪梅澤 --
水なすハウス栽培で、ミナミキイロアザミウマ多発状態で使用しました。
葉裏にいたアザミウマは劇的に減少しましたが、肝腎の花のなかにいる分はあまり効果がなく、被害が続きました。
効果の高い薬剤ですが、散布時期が遅れてしまうとダメですね。
- 濡れてないって事ですか? tea-farm --
花の内部(開花前/開花途中は除く)は、花粉や分泌物の為に薬剤が展着し難いと言うことが原因でしょうか?
それとも、物理的に薬剤が到達しにくいだけなのでしょうか?
濡れについては、新葉と硬化葉でもかなり違うと思いますし、まして花となると、葉や茎とは大きく違うのではないかと思いましたので、質問してみました。
良い剤なんですけどねぇ。随分以前に、農薬掲示板にEUでは多用された為に既に耐性種が出始めているとの記述がありました(某八ヶ岳の方発だったと思いますが:判らない人は流して下さい)。
- >2 Sekizuka --
物理的に届きにくいって事じゃないかな。
大体、果菜類(花卉類も)で被害が出るのは、しっかり開花する前じゃないかな。(正確に言うと食害を受ける時期)
スピノサドは水に溶けにくく、「浸透移行しないからしっかりかけろ」って注意書きに書いてあるぐらいぐらいですからね。
※もっとも粒剤はあるんだけどね。(ってことは植物体内の分解は遅いんだろうなぁ)
- 二つの力を利用 苺FUJISAWA --
スピノエースとククメリスカブリダニの二つの力を借りるといいんじゃないかな。
と、自分の苺の場合は思います。
スピノサドに弱いのは、アザミウマ。
それより弱いのは、ハチ類(オンシツツヤコバチ)。
なので、考えてしまうのです。
でも、スピノサドに強いククメリスカブリダニがあるじゃあないか。
二つの力をうまく利用してみるといいんじゃないかな?
薄く粗くスピノを散布、あとはククメリスでやっつけろ!
なんてね。
- スピノの場合、薄くって言うのが・・ tea-farm --
露地の場合
6000倍程度の希釈率で使っても、それなりの効果(即効性では有機リンより少し劣る程度、残効期間がかなり短くなります)がありますから、スピノを薄く使うというのは案外難しいかも知れません。
(天敵放飼までの期間は短くできると思いますが、現実的か?)
10,000倍希釈は試したことはありませんが、意外と明瞭な閾値があるのではないでしょうか。
- 物理的な問題です 大阪梅沢 --
1の件で補足説明します。遅くなってすみません。
アザミウマの多発期の5月頃というのは、ハウスのなすの生長が一番早い時期で、花が次々と咲いていきます。1株に開花中の花が10近くあります。
わずかにほころんだだけの花(蕾に近い)でもアザミウマが進入するには十分ですが、薬剤を花の中までかけるのは無理です。
なすの木も大きくなって、株もと近くで咲いた花は、もともと非常に散布しにくいのです。おそらくどんな農薬でも無理なんでしょうね。