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麦類 赤かび病
(あかかびびょう)
Tag: 病害 糸状菌 ムギ 安全
Fusarium head blight
麦類の赤かび病菌が産生するマイコトキシン(かび毒)が、
人や家畜に、吐き気、嘔吐等の中毒症状を引き起こすため、問題になる。
病原菌†
- Fusarium graminearum 有性世代:Gibberella zeae
- Microdochium nivale 有性世代:Monographella nivalis
- そのほか、F. culmorum、F. avenaceum、F. equiseti など
検査基準†
含有基準:厚生労働省が、コムギに含まれるDONの暫定基準を1.1ppmに設定(平成14年5月)
検査規格:平成15年産麦より、赤かび粒混入率の許容値を0.0%に引き下げ(平成14年10月)
防除法†
マイコトキシン(かび毒)†
- 赤かび病菌が産出する毒素
- デオキシニバレノール(Deoxynivalenol:DON)
- ニバレノール(Nivalenol:NIV)
- そのほか、ゼアラレノン(ZEA)、T2トキシン
発生状況†
参考資料†
赤かび病発生予察モデル†
中央農業総合研究センター フィールドモニタリング研究チームで開発しました。
コムギ赤かび病予察モデル・出穂期予測モデル(Java Applet,Servlet)
ご注意:プログラムは試作版なのでやや使いにくいかもしれません。
コメント†
- 赤かび病ページ作成 菅原@NARC --
農水省委託研究プロ「食品の安全性及び機能性に関する総合研究」において、麦類赤かび病防除技術の研究開発を行っています。
赤かび病に関する情報共有のために、このページを作成しました。
- 農水省プレスリリース本日付 --
「麦類のデオキシニバレノール・ニバレノール汚染低減のための指針(案)」についての意見・情報の募集
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