Sekizukaの気になった論文とか、、
ネット上のが「一行コメント」かな、かな、かな?
以上のことから,二重被覆の間の空間に界面活 性剤水溶液の泡沫を充填することにより,室内 試験,圃場試験ともに3割程度の省エネ効果が 認められた。(中略) 使用した泡の持続時間は 概ね1時間程度であったが,うーわー、この発想はなかったわ。。。実用上は色々すんげー問題山積みな気もしますが(w
各種薬剤のコレマンアブラバチ雌成虫に対する毒性はLC50値から予想されるものより軽微で, 圃場では毒性は比較的早期に消失することが示唆された。へぇ〜、ちょっと意外。なんかこの辺の剤って全然駄目ってイメージがあったんだけど、、、LC50と傾向が違うって事は抵抗性獲得とかじゃなくて残効が落ちてるんだろうなぁ。
しかし,太陽光が,ナミハダニに対して,生死に関わるほどの影響を及ぼしている事は我々にとって大きな驚きであった。いやぁ〜、言われてみれば「あるかも」とは思うけど、確かにびっくり。
また,今回は紹介しなかったが,UV-Bはカブリダニの卵に対しても大きな影響(致死効果)を及ぼす(Ohtsuka and Osakabe,2009)。ありゃりゃ、そっちにもですか、、、まーそーなんだろーけどねー
例えば、ビフェナ ゼートは成虫の浸漬処理6日後に大部分の個体群で 死亡率が100%に達したが、死亡するまでの期間が 長いため、処理1日後に大部分の成虫が死亡したミ ルベメクチンに比べると、産卵数が顕著に多くなっ た。あー、確かにそう考えると実感とあうねぇ。
しかし、例外として、フェンプロパトリンでは、他 薬剤による処理で同程度の死亡率が得られた場合に 比べ、生存個体による産卵数が少ない傾向が認めら れた。同様にミルベメクチンの成虫死亡率を2006 年の防除の前後で比較すると、感受性の減退が認め られるが、同じ比較で産卵数の増加は顕著でなかっ た。このような薬剤については、散布後に目覚まし い密度低下がないまでも、産卵抑制により密度上昇 が減速することで、効果を実感できる可能性がある。あー確かにふぇんぷろはそんな感じー(効かないけど減る)。 アセキノシルは逆に試験美人か(w
生活様式 | 食性の特徴 | 分類群(属) | 代表的な主 |
TypeI | 不規則立体網を形成する Tetranychus属を特異的に 餌とする | Phytoseiulus | チリカブリダニ |
TypeII | 不規則立体網を形成する Tetranychus属または巣網 を形成するハダニを好む | Galendromus属,Neoseiulus属 (1グループ),Typhlodromus属 (数種) | ミヤコカブリダニ,ケナガカブリダ ニ*,ファラシスカブリダニ,オク シデンタリスカブリダニ |
TypeIII | 様々な属のハダニを捕食し 繁殖するが,Tetranychus 属は餌として他属より劣る | NeoseiulusおよびTyphlodromus 属の多くの種とその他の多くの属 (Phytoseiulus属,Galendromus属 およびEuseius属を除く | フツウカブリダニ*,トウヨウカブ リダニ*,ニセラーゴカブリダニ, ケブトカブリダニ,パイライカブ リダニ,Amblyseius andersoni |
TypeIV | 広食性であるが,繁殖能力 は花粉食において最も高い | Euseius属 | コウズケカブリダニ,イチレツカブ リダニ |
No. | Family and species | |
1 | Braconidae | Dacnusa nipponica Takada |
2 | Dacnusa sasakawai Takada | |
3 | Opius sp. | |
4 | Pteromalidae | Halticoptera circulus (Walker) |
5 | Pachyneuron sp. | |
6 | Sphegigaster hamugurivora Ishii | |
7 | Trichomalopsis oryzae Kamijo and Grissell | |
8 | Eulophidae | Asecodes erxias (Walker) |
9 | Chrysocharis pentheus (Walker) | |
10 | Chrysocharis pubicornis (Zetterstedt) | |
11 | Chrysocharis viridis (Nees) | |
12 | Closterocerus trifasciatus Westwood | |
13 | Diglyphus albiscapus Erdös | |
14 | Diglyphus isaea (Walker) | |
15 | Diglyphus minoeus (Walker) | |
16 | Diglyphus pusztensis (Erodös and Novicky) | |
17 | Hemiptarsenus varicornis (Girault) | |
18 | Neochrysocharis formosa (Westwood) | |
19 | Neochrysocharis okazakii Kamijo | |
20 | Neochrysocharis sp. ASUP{a*1}; | |
21 | Neochrysocharis sp. B | |
22 | Pediobius metallicus (Nees) | |
23 | Pnigalio katonis (Ishii) | |
24 | Quadrastichus sp. |
バチルス菌密度の差で効果に影響あるようなのだが、、、~ 上付文字が打てないと表記できまへんがな。~上述の上付下付文字は対処していただきました。
切り花の老化に関与する呼吸に着目し、簡易測定法により測定したバラの呼吸量と花持ちの相関を調査した。 その結果、呼吸量を測定する部位は葉よりも小花の方が、温度条件は5℃や19℃よりも25℃で測定した方が花持ちとの 相関が高かった。 このことから、簡易測定法によりバラの花の呼吸量を25℃下で測定すると、花持ちの優劣を予測することができる。
上図はP268「ハダニの防除」という章にある図である。KT50は「50%の死亡に達するまでの時間」ということらしい。
で、この図を使って「殺ダニ剤によって温度に対する反応はこのように異なるので,使用しようとする殺ダニ剤と特性をよく知り,最適な条件下で使う事が大切である。」としているのだが、この図をどう読んだものやら。。。
「高温(30℃以上?)ではどっちでも良いけど、低温下ではフェンピロ(商品名:ダニトロン)じゃー抑制ぐらいにしかならないよ」って読むのかね。でも最初っからピリダベン(同:サンマイト)の方が性能良くね?
東京都で使用頻度が高く、浸透移行性を有する農薬であるアセタミプリドおよびイミダクロプリドを 土壌に施用し、トマトの茎葉、根、果実等への浸透移行の過程および作物体での消長、さらに土壌中 における濃度の消長を明らかにした。 アセタミプリドおよびイミダクロプリドの作物体中残留濃度は、処理および定植の7日後に最大となっ た。アセタミプリドは第一花房より上層では検出されなかったが、イミダクロプリドは株の上層でも 検出された。しかし、両農薬ともに、果実からは検出されなかった。
花たたき回数 | アザミウマ類 | ヒメハナカメムシ類 成幼虫 | |
成虫 | 幼虫 | ||
3回 | 49.5 | 41.2 | 65.6 |
5回 | 67.0 | 70.6 | 71.4 |
6回 | 68.0 | 40.6 | 75.0 |
10回 | 84.1 | 69.1 | 90.9 |