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談話室/ナスのソルゴ巻より派生
黄色灯導入上の問題†
大阪梅沢 (2005-10-06 14:47:58 (木))
大阪の水なすハウスでも、黄色灯によるヤガ類(特にオオタバコガ)対策は効果的でした。露地でも導入したいところですが、電源がありません。近くに電線はあるので、工事は可能ですが、連作回避のため毎年ほ場を変え、場合によっては人のほ場(水田)を借りたり、水稲しかしない農家とほ場を交換して利用する場合もあるので、うまくいきません。京都はどうされているのでしょうか。
- 太陽光発電との組み合わせも研究されているようです。ご参考まで。
中山間地域におけるクリーンエネルギーを利用した野菜の省力安定生産技術 -- Sekizuka
- うちでも太陽光とLEDの組み合わせをやったことがあります。久保田豊・塚本勝孝・真野稔・柴尾学・田中寛(2004)パルス発光式LED黄色灯の照度分布.関西病虫研報(46):105-106. -- 田中寛@大阪食みC
- ・・・ただ,現在のところはまだ実用的ではありません。 -- 田中寛追伸
- 実用的ではない、というのは費用的な問題でしょうか? -- Sekizuka
- 費用的な問題はとにかく大きいです。また,現時点ではたとえ消費電力の小さいLEDであっても,太陽光発電では電力を充分供給できず,上記報告(関西病虫研報)ではパルス発光にせざるを得ませんでした。関病虫のOKを取って,上記報告をWikiおよび田中のビジネスサイトに掲載できるようにしたいと思います。 -- 田中寛
お茶・ネギのソルゴ巻き? †
Na岡村 (2006-01-14 (土) 15:50:00)
黄色灯の普及に各地区を巡回しています。 ついでにソルゴ巻きをPRしています。
宮崎県都城にお茶への黄色灯PRに行った時のお話 相手はお茶資材販売店N社長さん
O:「ガの防除は黄色灯に任せてください。 他に困っている虫はありますか?」
N氏「そういえば、スリップスで困っている方がおられます。」
O:「大阪では水ナスの圃場の周りにソルゴを植えて、土着天敵による減農薬に成功していますよ」
N氏「そういえば、牧草用のソルゴ畑に隣接する茶園では、スリップスはわかないって聞いたことがありますね」
O:「ズバリそれは、天敵がソルゴに棲みついてスリップスを捕食しているからでしょう・・・」
大分県豊後高田市では シロネギのシロイチモジヨトウ対策として黄色灯を導入していただきましたがついでに
ソルゴもPRしていましたところ、早速 試植されておられました。 防風・防砂にも効果がありそうとのこと
防除効果の結果については、今度訪問した折、聞いてきます。
黄色灯やソルゴ巻きなど、環境にやさしく、簡単な防除法 普及しないはずはないと思うのですが・・・。
- 黄色灯は住宅地以外近傍以外で普及させて下さいね。
ウチの様に住宅地近傍では街路灯の増設だけでも苦情が出ますので。
また黄色灯による周辺作物への影響も十分議論されていないと考えます
その中で"普及しないはずはない"というのは早計過ぎませんか?
そういえば、Sekizukaさんの方面で光害について行政が調査を始めるというのが昨年の新聞に出ていた様に思いますが、その後どうなんですかねぇ?-- tea-farm
- 茶でのソルゴーバリアによるスリップスの発生抑制については、”?”です。
2年ソルゴーバリアを張りましたが、周囲の環境による影響の方が大きいです。
ソルゴー畑の近傍では少ないかも知れませんが、周辺圃場で防除適期を外した防除により多発した場合や、加害されても問題がない作物がある場合、ソルゴーでは防げません。
施設栽培では自前で"施設"と言う防御手段が施されているわけですが、茶ではそれはありませんし、周辺圃場の動向に従うしか有りません。隣地で真夏に"ハチハチ"の様に殺虫スペクトルが合ピレ以上に広い様な剤を使われれば、隣地もこちらも全くの無防除と同じ状況になります。ネオニコもバンカー圃場では逆効果だと言うことも今年判りましたが。 -- tea-farm
- お茶やネギのソルゴ巻きの目的の1つがスリップスの防除と聞いて、無責任な発言です。自分の苺の場合のスリップス防除で感じたことは、天敵利用(ククメリス)でスリップスを防除しようとする時、秋にやると成功するけれど、春に向けて暖かくなる時期では追いつかない。なので天敵は秋のうちに使っておこう。と言うわけで、ソルゴ巻きも前年のスリップスを土着天敵で減らすことに意味があって、春から夏に向けての効果はスリップスについては少ないのでは? などと思いました。簡単にいうと秋は天敵で、春から夏は化学農薬で、化学農薬もスリップスの密度を下げるために補助的に使えると良いですね。どんなものでしょう? ほんと無責任な発言ですみません。 -- 苺FUJISAWA
- 茶の場合、春のスリップスは防除に失敗しない限りあまり問題になりません。
この時期は害虫の増殖よりも新芽の進育の方が早いことと、萌芽前に越冬は防除してしまいますから。
問題は7月〜10月のスリップスです。このうち、7〜9月上旬までは何とかなりますが、それ以降は秋の長雨と、気温低下により農薬防除する時に農薬のかかる場所に相手がいないことがありますし、害虫の主体が鱗翅目に移行する時期でもあります。
ウチの方ではこの時期に夏の敷き藁集めなどが重なり、農薬防除自身が適期にし難いという事情もあります。そう言う中で、スリップスが発生又は侵入するものの、防除水準程度でしばらくの間でも推移してくれるのは助かります。所詮"しばらく"なので、1週間が許容限度ですが。 -- tea-farm
- 岡村さんには黄色灯導入ではお世話になっています。ただ、ねぎなどの葉菜となすなど果菜では、アザミウマの被害の許容範囲に差があるので、慎重に考えないといけないでしょうね。なすの場合、葉に少々白い筋がついたところで、果実被害がなければ商品価値は下がりませんが、ねぎでは致命的ですから。露地なすでは、オオタバコガの被害が大なので、露地栽培でも設置しやすい黄色灯を開発していただけるよう、お願いします。 -- 大阪梅澤
- to tea-farm(1/14)
何新聞ですかね。心当たりがないんですが、もうちょっと情報があれば探してみます。 -- Sekizuka
- 朝日か農業新聞だったと思いますが・・・ウチって5紙とってるので正確にはわかりません。
黄色灯云々じゃなく、街路灯関係だったと思います。稲では花の咲く時期がずれるとか、ウチの場合は街路灯付近は摘期が早くなりますし。
そちらの最東部の政令市の話だった様な・・・・。
ちょうとウチの圃場の前に街路灯を付ける云々があった時でしたから・・・。 -- tea-farm
- よくよく見たら「昨日」じゃなくて「昨年」か、、、探してもない訳だ。orz
最東部って言うと川崎かな。Sekizukaと関塚の使い分けは管理者と発言者という風にしているだけなのでぼかさなくても良いですよ。 -- Sekizuka
- 光と農作物の関係は色々研究されているので、内容は何となく想像つきますけどね。日長反応があるものは大きく影響を受けちゃうんですよね。 -- Sekizuka
- ハンドルの件は、投稿されたハンドルを使うっていうのがパソ通時代からの癖ですから。
横浜じゃなかったかなぁ?夏前に出ていた様な・・・。
丁度、ウチの新植圃場脇の電柱に街灯を付ける話が出ていた頃だったはずですから、その辺りの時期のはずです。
でソルガムとの関連という点で、ソルゴ型ソルガムは感日長型とされていますから(全農資料より)出穂が遅れる?のではないかと思うのですが。
黄色灯でも同様の傾向があるなら、出穂が弊害になる作物では若干でも有利に働くのではないかと思いました。
対象圃場の作物及び、光の届く範囲の隣接作物に対してどうかの方が問題であることは間違いないですが。 -- tea-farm
- ようやく、今年のソルゴ巻の写真をUPしました。こちらからどうぞ
http://tea-farm.infoseek.ne.jp
サイトからメールされる方は、アドレスを確認して下さいね。って、打つヤツはいないだろうけど。(待機アドレスなのでmail頂いてもレスが何時になるかは保障できません。 現在の所週3回ペースでこのアドレスもチェックしています@'07-02-24) -- tea-farm
コメント†
- 派生ページ S --
黄色蛍光灯のページで黄色LEDの話題が出たので、作成しました。
- 京都での黄色灯の経過 tea-farm --
談話室の方が良いかな?
普及センター作成の資料(H16)から抜粋
実証圃の場合は、AC配線で"撃退くんGR"、"同GRC"を使用されている模様。
実績電気代は¥23k弱。
導入コスト(実績)は¥120k程度@12a。
期間内(144日)電力は計1000kW程度。
勝手に、アップしても良かったのだろうか?
- 緑色蛍光灯(グリーンガード) --
光が生物に及ぼす影響と照明技術開発について(松下電工)
このページ一番下に「グリーンガード」のことが載っています。
商品化されている割に、各種作物への影響について情報がまだ少ない気がしますが、現場レベルでの評価はこれからでしょうか。
- 黄色LED tea-farm --
みんな考えることは同じ様です。
特に茶園の場合は、山間部に孤立している圃場も良くありますので、こんな検討が始まったみたいです。
http://www.pref.kyoto.jp/chaken/resources/1804-02.pdf
右上の写真の左端にあるのが百葉箱ですから、ソーラーパネルの大きさが判ると思います。
ちなみに、チャノホソガには、現在の所有効なフェロモン剤がありません。
茶の主要鱗翅目害虫なのに・・。
- >4 Sekizuka --
チャは良く知らないんですが、フェロモンの製剤自体はあるようですね。
http://www.jppn.ne.jp/shuppan/yosokuzai.html
もっとも、交信攪乱とトラップ用では大分、違う可能性がありますが。
チャハマキ、チャノコカクモンハマキは「コンフューザーN」がありますが、
これはモモ、ナシ、リンゴ辺りでも使えるので需要量が多いのかな。
※チャノホソガ自体の習性が交信攪乱に向かないって可能性もありますね。
- >5 tea-farm --
予察用にはあるんですね。って集合ホルモンじゃ・・。
農薬としての交尾撹乱剤は無いと書いた方が良かったですね。
この類への非化学農薬としては、ハマキコンN、ハマキ天敵(菌剤)があります。
チャハマキは多発しない限り、古葉の部位で綴ることが多いのであまり問題にしていません。又、産卵が葉表な事、コカクモンのように分散しないことから発見しやすい。
ハマキ類は、巻いてしまうと捕殺しか無いのでキツイです。
おまけにホソガは、春の摘採時期頃に出てくるので条件によっては、農薬防除できない時期の多発を招いてしまいます。
#黄色灯でチャノキイロアザミウマが寄って来ない、増えないという確証が持てれば試験しても良いのですがねぇ。一部の報告では増える傾向があるように書いてますし・・・。
- >6 Sekizuka --
あれ?サンケイ化学の奴って集合フェロモンなの?
どういうフェロモンなのか情報が見つからなかったのでぼかした表現をしたんですが。
予察用のも性フェロモンかと思ってました。
とりあえず、登録がなくても製剤化まで行っていれば後は需要の問題だと思うんですよね。信越化学辺りは防除業界では古参じゃなかったと思うので、チャという発想自体ないだけかも。既に静岡辺りで試していそうな気もしますが。
チャノホソガにBT剤ってのもあるようですよ。(↓は宮崎県)
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/nousei/kikaku/mae-station/result/file_b/data11.html
- BT剤が落ちてましたね tea-farm --
巻く前なら効きますね。高コストだけど。
それにしても、>6のリンク先の巻き葉数の500〜600/m^2って、激発状態なんだけどなぁ。一桁間違えてないかな。(それでも多すぎるけど)
これだけ発生すれば、機械刈りなら摘採せずに刈り落としてしまうのが普通だと思うけど。
>静岡辺りで・・
あちらの虫くんはかなり鍛えられているらしいですし、あそこで効けば全国的に効くんじゃないかな。
#静岡産の苗に付いてきたカンザワ・・かなり強力です。
- 風立・・発芽率悪し tea-farm --
ナスのソルゴ巻のページでkozouさんも書かれていますが、発芽率悪いです。50%を切ってるかも。
近所で(3年前の種子らしいですが)全く発芽しなかったという話も入ってきました。
環境条件によるものなのかどうか不明なので、取りあえずプラグ苗を作ってみようかと思っています。
#鳩がたかってたと言う話もありますので、食われてるかも知れないので。
播種できていないと思っていたデントコーンは、欠株があるところはず〜っと、播種できたところもず〜っと発芽。形の悪いヤツがいるとダメだったみたい。100日型の方が128日型寄より発芽も早い様です。
- >6 黄色灯とアザミウマ 菅原@NARC --
偶然にもつい最近、EI-NETの「園芸会議室」で、「カメムシやスリップスが黄色灯に反応し,寄ってくるのではないか」という質問がありました。それに対する専門家の方の回答を一部転載します。
「今のところ黄色蛍光灯の使用によってカメムシやスリップスの被害が増加したという事例はないそうです。」
「昼間活動する害虫(スリップスや昼行性のカメムシ類など)は、そもそも夜間に飛翔しておりませんので、各種照明灯に誘引される可能性は低いです。」
- 7の補足 Sekizuka --
気になったので日植防に問い合わせました。その回答によると、、、
チャバネアオカメムシ用以外は全て性フェロモン(合成)だそうです。
また、交信攪乱用には大気中濃度が結構必要であり、更にチャノホソガの交信攪乱はまだ試験されてないそうです。
- 11の補足 Sekizuka --
次に私の経験というか目撃談というかを踏まえた一般論です。
私が現場(普及)にいた頃にコンフューザーが普及し始めました。ウチの果樹担当も展示圃を設けていましたが、途中で剤(コンフューザーの後に付くアルファベット)が変わっています。当時聞いた話では安定剤の配合を変えて(?)放出期間を変えたり、フェロモンの配合を変えて(?)対象害虫を増やしたりしていたようです。
その都度、設置密度を変えたり、場合によっては薬散(殺虫剤)で補足したり色々試行錯誤していたようです。
- 緑色灯 tea-farm --
ニュースページ'07-03-23付けの緑色灯と病害の記事ですが、このページのコメント3のグリーンガードでも同様の効果が出るんでしょうかねぇ。
#目的が違うので特許は通るかも知れないけど、松下が出願済みとか、新案で出してたりすると商品化は無理かも知れませんね。
- やってみないと 苺FUJISAWA --
農業用の蛍光灯は、松下だと思います。
黄色にしろ緑色にしろ、その使い方を知ってナンボだと思います。
まずは、挑戦といった所でしょうか。
ところで、なぜ、どこに、緑色が有効なのかな? と思う。
- '''' ババラチ@大阪 --
はじめまして
趣味で、いろいろ栽培しています。
21世紀梨は、1本ですが20年目になりました
毎年50ほど袋しますが、8月までに腐り玉砕します。
去年黄色蛍光灯20wを設置しました。夜がには効果があったように思います。
変わりに巨砲が・・・orz
しかし今年も半分ほど落ちました。
恐らくシンクイムシ
来年からコンフューザーNを使いたいのですが、いくらで売っているのでしょうか?検索しても梨の通販宣伝しか出てきません。
もしかして一般には売ってないのかな?
http://blog.goo.ne.jp/b-bulb/
ページ末†