感水紙(カンスイシ)
Water Sensitive Paper
水が付着すると色が変わる紙。農薬の散布(付着)試験などに使われる。
國本佳範、井上雅央(奈良)両氏の研究で有名。
実を言うと、この製品はSyngenta Crop Protection社の製品である。しかし、日本のシンジェンタジャパン社では扱っては居ない。日本国内ではスプレーイングシステムスジャパン社が販売している。(2005/11/14時点)
なお、以下は、スプレーイングシステムスジャパン社の製品概要であるが、価格等はあくまで目安として欲しい。
また、価格以外に送料が必要となる。(発送元は千葉らしい)
型番 | サイズ | 包装ユニット | 価格(目安) |
20301-1N | 26mm× 76mm | 50枚入りパック | ¥ 7,000 |
20301-2N | 52mm× 76mm | 50枚入りパック | ¥14,000 |
20301-3N | 26mm×500mm | 25枚入りパック | ¥22,000 |
相対湿度(R.H.)80%以下が製品としての保証範囲。
実際に湿度がかなり高い温室内に一晩放置しておいたら全て真っ青(反応済み)になっていた。
農薬に反応するのではなく水に反応するので、「農薬に触りたくない」「農薬を撒くタイミングではない」と言う時には単なる水を撒くと良い。
なお、汗ばんだ指で触るとバッチリ指紋が残る。あらかじめ、指が乾燥した状況で使いやすいように切り分けたり、折り曲げておくと良い。
右写真はスプレーイングシステムスジャパン社の製品。 元々は黄色で、水で濡れた所が青く変っている。 | |
(02/2/28関塚撮影) |
スプレーイングシステムスジャパン社の営業所に連絡を取ると、取引先登録を求められる。これはFAXで送れば済む。
次に発注過程になるが、製造は海外で行っているらしく為替レート等で価格が変わるらしいので価格や送料を確認する事。発注は登録してあればFAXでも可能。基本的には宅配便の類で送ってくる。
予想外にごつい箱で来る事もある。(ナニゴトヨ?と同僚に不審がられた)