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クロアゲハとカラスアゲハの違いは?†
質問者: FUJISAWA | カテゴリー: 害虫? | 質問日: 2006-05-22 (月) 23:05:44 |
質問の詳細:
当然違うチョウですね。
でも、農家はここの所がよく分からないのです。
小3の娘がチョウチョを追っかけて、捕れなかったチョウは、
「お父さん、さっき捕れなかったチョウチョはクロアゲハかな?
カラスアゲハかな?」と聞かれて、???。
家内が、使っていた辞典を片手に、春見つかるのは・・・。
夏見つかるのは・・・。
昆虫(害虫)の同定は、大勢の力と努力が必要なのかな?
いろいろな写真が天敵Wikiに集まると良いなあと思いました。
ところで、娘の質問のクロアゲハとカラスアゲハの違いと、見分け方を教えて下さい。
コメント:
- 虫マニアにお任せしたいところですが Sekizuka --
こんなので如何でしょうか?
http://www.tamagawa.ac.jp/gakubu/kougaku/InfCEng/ninchi/saito/bug/04.html
- 補足 Sekizuka --
こっちも良いかも
http://www.pref.saitama.lg.jp/A09/BA30/labo/BDDS/zukan/tyou/tyou.html
http://anru.blog8.fc2.com/blog-entry-35.html
- 虫マニアということで FUJISAWA --
Sekizukaさん、いつもながら参考になるホームページをありがとうございます。クロアゲハとカラスアゲハは別物なのですね。カンザワハダニとナミハダニの関係と同じだろうと思いました。カラスアゲハがナミって事かな? googleで検索すると二つは同じくらいヒットしました。
ところで、苺も終わりを向かえ、ショウジョウバエが多くなりました。このショウジョウバエでヒットしたのがメンデルの法則です。害虫の農薬抵抗性とか天敵のいろいろな特性がメンデルの法則みたいな簡潔な解答がないものかと思うのです。
天敵や害虫の遺伝子で劣勢とか優勢とかの分類ができる物ってあるのかな? と思いました。
- >3 Sekizuka --
>天敵や害虫の遺伝子で劣勢とか優勢とかの分類ができる物ってあるのかな?
色々な意味にとれますが、、、
なんらかの形質を発現する遺伝子には必ず優勢劣勢があるはずです。ただし、狭義の優劣とは限りません。
人間のABO式血液型の遺伝で考えてみるとA(B)はOに対して優性ですが、AとBでは優劣はありません(両方、優性というか)。
一般にダニ、アブラムシなどの単為生殖を行うものは抵抗性を獲得しやすいと言われています。何故なら単為生殖中は2n→nとなり劣性の遺伝子でも形質が発現するから、という理屈です。具体例は記憶がありません。
実際の所、交配して発現率を見る、、、という作業は、ショウジョウバエなどのモデル生物ぐらいしか行われていないと思います。経験的にはあるのでしょうが、「特定されていない」という感じ?
以前にML辺りで話題になっていた「天敵の休眠」についても、商品化されているものは休眠しにくい系統が選ばれています。一定条件下で行動が多いものを選抜しているのだと思いますが、これも当然、広義の優劣はあるはずです。
- ん〜 Sekizuka --
他には、ハダニの抵抗性獲得と喪失と言った話で、、、
ニッソランだかオサダンだかで3年ぐらい使わないと効力が回復する何てぇ話がありましたが、あれは優劣じゃなくて群中の遺伝子の密度とかなのかなぁ。
電子伝達系IIIだかが、あっという間に抵抗性を獲得されたのは優性だったからじゃないか、なんて話も聞きましたが、、、
いずれもソースが見つからないので噂話程度に聞いておいてください。
- オンシツコナジラミも単為生殖? FUJISAWA --
オンシツツヤコバチも抵抗性を獲得していますね。ということは単為生殖ですか? 雄はどんな時に現れるのかな?
苺の施設栽培をしていると、春から夏にかけて猛威をふるうオンシツコナジラミが、秋から冬にかけて見かけなくなる。この事が不思議です。なんとなく、苺で秋に大発生とは行かなくても小発生くらいあっても可笑しくないと思うのですが・・・。
世界の中には、オンシツコナジラミに1年中悩まされている地域ってあるのかな? と思いました。
- >6 Sekizuka --
単為生殖だと「獲得しやすい=発現が容易」というだけですよ。必須というわけではありません。
- 単為生殖と両性生殖 FUJISAWA --
Sekizukaさん、単為生殖と両性生殖の項目も作ってください。
なんか面白そう。そんな風に思いました。