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バンカー法に関する談話室
Tag: IPM 病害虫 害虫 病害 天敵 農薬 資材 環境
詳しくは、バンカー法 ページ参照。
この談話室は、主にバンカー法に関する情報交換のため作成しました。そのほか、土着天敵の利用や関連する環境保全型農業技術についても、情報提供やご意見等をお願いします。(2008-12-16)
なお、ソルゴー障壁栽培(ソルゴ巻)に関しては、談話室/ナスのソルゴ巻 へ。
新コメント†
- 日本農業新聞2008/12/13 --
天敵に活躍の場/クレムソンクローバー
紙面では、図解付きで大きく掲載されています。マメ科以外の作物と組み合わせて天敵を増殖させるバンカーとして利用できるとのこと。
- 日本農業新聞2011/9/1 --
[天敵農薬 国内外の最新事情 2] バンカー法の新展開 新組み合わせ検討
近畿大学農学部・矢野栄二教授による解説。捕食性天敵のショクガタマバエのバンカー法として、ソルゴーとヒエノアブラムシの組み合わせの利用など。
- 農業共済新聞2011年12月2週号 --
無加温ハウスに天敵昆虫、バンカー植物 安定した防除で有機野菜
農業生産法人ユニオンファームにおける、葉物野菜栽培でのバンカー法による害虫防除の取り組みを紹介。
- 中国新聞 2013/6/18 --
天敵利用し農作物の害虫退治
近畿中国四国農業研究センターと岡山県農林水産総合センター農業研究所との共同研究で、天敵が多くすみ着く植物として「スカエボラ」が効果的であることを確認したとのこと。
2006年まで†
- バンカー法 のコメントを、本ページに移動しました。(2008-12-16)
- バンカー植物の種類 キュウリ屋 --
アブラムシに対してのバンカー紹介は多くあるのですが、アザミウマ類、コナジラミ類、ダニ類に対して、ナス科作物、ウリ科作物の栽培で有効なバンカーがなかなか見つかりません。
具体的に申し上げると、私の場合は9月下旬に定植して、翌年6月まで収穫するキュウリの長期取り栽培なのですが、アザミウマ類の天敵であるヒメハナを何とかして定着させたいと思っています。その為にどんな種類のバンカーをハウス内で栽培し、天敵の餌となる虫をどのように増殖させることが出来るかという事になります。
紹介されている事例や記事の紹介他、皆さんのご意見などお聞かせいただければ幸いです。
- おそらく十分な情報はないと思います tea-farm --
私が現在のところ入手している情報は、このサイトにも書いていますが、
1.ソルゴの花穂内でハナカメムシ類の幼虫が多数発見されており、恐らく繁殖しているだろうと推定されていること。(京都乙訓農業改良普及センター:サイトに情報無し)
2.ソルゴでのハナカメムシ類の繁殖(産卵から生育産卵まで)は見られず、デントコーンでは繁殖が確認された。(京都府農業総合研究所:サイトに情報無し)
2については、ウチのサイトにソースの一部を引用して考察しています。このサイトのニュースページの記事にリンクを貼っています。
コナジラミ類は恐らく天敵が小型のハチ類であることが多いと思います。こちらの茶で寄生が確認されたミカントゲコナジラミの場合は、柑橘栽培地帯で、天敵放飼され、一定の効果が出ているようですが、シルバーリーフとかの場合って、天敵は放飼出来る程増殖されているのだろうか?寄生バチが対象でなく繁殖容易な虫に寄生するかどうかも問題ですが。
カンザワハダニは、昨年の天敵利用研究会でチトニア(メキシコヒマワリ)利用の報告がありました。ナミハダニを増殖させるための報告だったはず・・・(原文に当たれよ>tea-farm)→グリーンレポートに報告があるらしい(伝聞)
この辺りの情報は、おいおいウチのサイトでも取りあげる予定ですが・・・そろそろ本業本番ですので、気を長〜くしてお待ち下さい。
最新情報で無くても良いのであれば、↓で探すのも(骨が折れるけど)良いと思います。私は目的以外の記事ばかり観てしまい、なかなか目的のところを収集できませんが。
http://www.affrc.go.jp/index-j.html
- 苦労しています キュウリ屋 --
tea-farmさん、ありがとうございます。
とにかく今は検索エンジンを駆使?して、片っ端から調べています。取り敢えず気になったものは全てDLしておき、後でそれらの情報を付け合せすることで総合情報としてまとめられるかなと思っています。
キュウリ栽培は、害虫と病害に対する防除が非常に多くなる作物ですが、仮に害虫対策が天敵によって出来たとしても、病害防除(殺菌剤)による天敵への影響も注意が必要です。さらに調べていて解かったことは、展着剤の選択も注意が必要であることなど、総合的に考えないとうまくいかないようですね。
- 私も・・・ tea-farm --
就農して暫く後に同じ様なことをやりました。
全てをまとめることはできませんでしたが、矛盾する結果が出ていたり(*)、特殊な環境での試験だったりで、結局のところ"やってみるしかない!"って事で現在に至っています。
*:茶での事例は最近になって出てきましたが、当時は対象害虫-バンカープランツの組み合わせで見ていました。
展着剤については、カチオン系のものは成分自身が大型動物では刺激性を、小型動物/昆虫などには殺虫性を示すことが多いです。・・・・と、界面活性剤は会社員時代の専門なのですが、展着剤分野はマイナーな上、かなりいやらしい(言葉は悪いけど)性能が必要な上、とってもクローズドな業界なので原料供給しかしていませんでした。
- 展着剤の影響 キュウリ屋 --
展着剤の影響に関するデータは「FUKUOKA IPM NEWSLETTER VOL.14」にて書かれていました。http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/byogaichu/pdf/news14.pdf
我が家で使用しているミックスパワーで、ヒメハナの死亡率75%以上とは驚きです。
このページのタイトルとは内容が違ってきてしまいましたので、これについてはここで終わります。
- バンカープランツとコンパニオンプランツ 苺FUJISAWA --
苺でムギの他にバンカープランツとして何かない物かと、コンパニオンプランツなんかも調べたけれどよく分からなくて、自分の所で以前から混植されていたインゲン豆を毎年播いています。でもまだ上手い具合に利用できていません。
野菜には花の混植が良いのでは? と思っているのですが、今イチ分かりません。以前東京都の普及センターでは、農家が野菜と同時に花を栽培するので、花の病害虫について詳しくまとめた本があると聞きました。今ではもっと詳しい内容がまとめられているかも? いろいろな花の害虫も注目なのでは、と思いました。ただ一歩間違えると大変なことになりそうで、心配は大ですが・・・。
- トラッププランツなど tea-farm --
線虫のページにも書いたと思うのですが、トラッププランツとしてマリーゴールドを使った時ですが、放任のまま花を咲かせてしまいました。
有機圃場でしたので、殺虫剤は物理剤以外使えません。
この条件で、アザミウマが多発。茶を防除しても濡れにくいマリーゴールドに移行するだけで、トンでもない目に遭いました。線虫は減りましたので翌年以降の生育は良くなりました。(それでも慣行栽培の2/3程度かな)
気になっているチトニア(キク科)もこんな目に遭わないだろうかと思いつつ情報収集中。
アザミウマやカンザワハダニはかなりの多犯性なので、注意して作物を選択しないとまずいですね。バンカーで害虫をバンクしてたり。
- カラスノエンドウ キュウリ屋 --
今の時期、露地のカラスノエンドウにはアブラムシがびっしり着いていますが、私の目には2種類(緑色と黒色)のアブラムシが確認できました。キュウリに着くワタアブラムシよりだいぶ大きいように思いますが、天敵はテントウムシ成虫と幼虫だけで、その他の天敵は確認できませんでした。
このアブラムシの種類と、これを捕食する天敵の種類を教えてください。
- 2世代目のテントウムシ 苺FUJISAWA --
マメ科に付くアブラムシは、マメアブラムシと思います。検索サイトでマメアブラムシと検索すると2種類のアブラムシの説明を見つけることが出来ますよ。
私の苺ハウスの回りのカラスノエンドウは、2世代目のテントウムシが発生しました。最初の時には子供たちと一緒に捕まえて来てシャーレの中で育てたのですが、無事テントウムシになりましたので逃がしてやりました。その時に良く見つかったのが、ヒラタアブの幼虫です。容器にいれて飼育してみると、意外と他の天敵も観察できるのではないかと思います。ただ、大量に飼育すると匂いがきついです。天敵製剤を製造している工場も匂い対策は大変なのではと思いました。
- >9 Sekizuka --
写真はお得意ですか?
もし写真が取れるようなら、ここへアップしてみてください。
そうしたら私からIPM-ML辺りへ鑑定依頼を出しても良いですよ。
アップ方法がわからない、とかだったらいつでも行ってください。
一番良いのは、お近くの防除所か普及所へ持ち込むことですね。写真だと確実にはわからないので。。。
- >9 Sekizuka --
アブラムシの天敵としては寄生蜂もいます。(「寄生蜂」のページもご参照ください)
マメアブラムシであればコレマンが寄生するようですが、、、
そもそもマミーはついていませんか?
土着の寄生蜂は結構いますよ。うちの展示圃で慣行区(天敵未使用)の方でかなり寄生してくれて、天敵区よりマミーが多かった。(^^;)
- 明日から茶摘み開始ですが tea-farm --
有機栽培圃がエラい事に。
コミカンアブラムシ、チャノホソガ、コカクモンハマキ(少数)、スリップス(今のところ幼虫)が発生!!
コミカンは集中加害してくれるので困ったものですが、捕殺しているとアブの幼虫が散見されました。テントウムシ類は成虫はいなくなっていました。
早すぎるような気もしないではないですが、マミー化したものも幾つか。
#この圃場の摘採はおよそ2週間後なので、摘採期にどんなことになっているのかを考えるのが怖いです。
変な卵を見つけたので、マーキングしていますが果たしてふ化後の状態をチェックできるだろうか。
併せて、今年のバリアプランツの予定は
西圃場の南半分で、ソルゴ(風立)を外側に、デントコーン(京都府農総研の発表事例の実施:品種問い合わせ中)を内側にした2条播種で計画中。
他の圃場は、北でソルゴ、南でデントコーンのみでやってみる。南でアザミウマ対策が容易になれば、デントコーンの効果はたいしたものだ!となりますが、どうなることでしょうね。
- 接写できず! キュウリ屋 --
カラスノエンドウに着いたアブラムシの写真をとろうとしたら、私のデジカメでは接写が出来ず、アブラムシがボケるか、小さすぎてわからない状態になってしまいます。
その代わりといってはなんですが、4月12日に播種したソルゴーの写真を添付します。播種後1ヶ月経っているのですが、南九州とは思えない寒さが続き、なかなか大きくなってくれません。
- ソルゴの生育 大阪梅沢 --
ソルゴは結構高温が好きなので、寒いとなかなかですね。大阪でも4月中旬は種だと、かえって5月上旬は種より背が低くなったりします。
水ナスの場合も、定植1月間は、天敵よりニコチノイド系粒剤がたよりです。
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