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談話室/ナスのソルゴ巻 より派生
Tag: チャ ソルゴー 害虫 天敵 IPM 
デントコーンバンカー†
tea-farm (2006-06-20 (火) 23:16:19)
自サイトにも情報として載せていましたが、ようやく京都府農総研の月報がサイトに公開されました。
http://www.pref.kyoto.jp/nosoken/resources/18-2kankyo.pdf
データ等はありません。
ちょっとだけ詳しい内容をウチのサイトに上げてますので、興味のある方はどうぞ。
http://tea-farm.hp.infoseek.co.jp/page076.html
旧コメント†
- 早速読ませていただきました。バンカーとして利用するということは、デントコーンで増えるアザミウマ類は作物を加害しないのが前提だと思います。どのような種類のアザミウマが発生するのかが気になるところです。 -- kozou 
- 詳細については私も掴んでいないのですが、書かれている発生消長はいわゆる害虫の物とは異なります。
 6月下旬に餌虫が居なくなるのにカメムシが増殖すると言うことは、Enemyとしてのカメムシの餌はアザミウマだけではないと考える方が良いのではないでしょうか。
 結果については、いずれ何らかの形でご紹介できると思いますが、如何せん、未だ芽も出ていないデントを相手に話しても・・・。
 この雨で南圃場は発芽するか、種子が流されるかどちらか。
 かなり強い雨なのでどうなるか心配です。最悪の場合、移植しますけど。
 作物を加害する害虫が餌だったとしても、刈り落とせば何とかなるし、と気楽な考えです。
 有機圃場なので、それ位のつもりで構えてないと・・・。刈り落としても残るなら、マシン油コテコテで成仏して貰います -- tea-farm
- なるほど、いろんな要因がからんでいそうですね。結果が楽しみです。 -- kozou 
- その後デントコーンはいかですか。ナスの隣にトウモロコシを植えていた事例でも、結構アブラバチのマミーを見かけたもので、効果はあるのかなと思いますが。ただ、トウモロコシを無農薬で作るとアワノメイガにやられて、まったく風よけにもならないもので実用的ではないでしょうね。その点デントコーンは分げつするので、1〜2本やられてもいいし、おもしろそうですが。 -- 大阪梅沢 
- 残念ながら、植えたデントは分げつしませんでした。
 アワノメイガにもやられてます。
 面白いのはアワノメイガの侵入穴(?:蛹の脱出口?)から蜜が出るようで、コガネムシ類や蝶、その他のムシがたむろしていることがあります。
 今年は、今までの所アザミウマの発生が全般に少なく、効果の程は判りません。風よけにはなってますよ。草丈は2m位ありますし。風で折れだしたのは出穂後なので、早生で8月2週目(出穂8/2頃から)、晩生で先週。
 また、全般的な傾向として、今年は、(小型の)ハチ/アブがカメムシ以上に多い様に思います。鱗翅目害虫も種類/時期を問わず多めですが。有機転換開始圃場の半分を、チャノホコリの為に特別栽培に戻しましたが、その圃場での農薬散布は、ホコリ対策とアザミウマ対策の各1剤のみで来ています(西圃場)。ロケーションが良いのでそれ位で行けても不思議ではないのですが、デントも面白いかも。少なくとも、侵入害虫から圃場を視覚的に隠蔽する様な効果はあるのかも知れません。
 ウチのサイトの更新ができてないので書いておくと
 ソルゴ/デントの2条播種又は混播の場合、デントの初期生育が非常に良いので、ソルゴの生育が負けてしまいます。できればソルゴが幾分生育してからデントを播くのが良いのかな?と思います。
 風立はどうも発芽にムラがあるようで、某生産部会の報告を見ても、苗の移植が手間はかかるが確実なので良い!との記述を昨日発見(一昨年の情報でしたが)。伸びれば倒れない品種なんですけど、芽が出ないってのはねぇ。 -- tea-farm
- 確かに今年は、アザミウマが少なくて、カメムシが多いですね。今後デントが結実すると、スズメなんかよって来ないか気になります。「牧草」という感覚からすると、移植栽培というのは少し異様な感じがしますが、イネ科植物と考えると確かに適当に断根されて、草丈の抑制や分げつ促進につながるのかな。とりあえず発芽揃いがいい品種がいいな。 -- 大阪梅澤 
- 梅澤さんへのレスがないままでしたね。
 デント結実後の鳥害はありませんでした。(アワノメイガには大層やられましたが)
 今年も2圃場で試験の予定です。但し、デントコーンって食えないので(蒸したり焼いたりしてみましたが、"デンプン!"という感じで・・)、一部スイートコーンも試験の予定。今年はアザミウマも5月から活動を始めていますから、他の圃場との差が出るかどうか・・。昨年の試験圃も他の圃場からすると、対アザミウマでは2剤ほど少なかったのですが、ソルゴの繁茂の仕方に比べるとかなり見劣りする上、餌虫が確認できない事もあり、勢い農薬散布・・となってしまいました。
 それでも、捕食性のアブ/ハチ/テントウムシ/クサカゲロウと言った天敵類はいましたよ。(コミカンアブラムシの発生によるものと思われますが、この圃場では昨年までテントウムシ以外の天敵を見た事がありませんでした) -- tea-farm
- 今年の続報
 今朝までは発芽したand/or寸前だったのですが、今日午後にはカラスの餌になった模様。
 再度、プラグ苗で挑戦します! -- tea-farm
- あの、ソルゴの種をカラスなどの野鳥に食べられるのは、播種位置が浅いのか? 鎮圧が少ないのかと思います。そこまでカラスがりこうになったのかな? と、思っています。 -- 苺FUJISAWA 
- デントコーンですよ。播いた後は足で踏んで歩いたんですが。どうも発芽したての所を狙われた模様。ソルゴだとスズメやハトの方が多いんじゃないかと思います。 -- tea-farm 
新コメント†
- 派生ページ作成 S --  
 「談話室/ナスのソルゴ巻」の「デントコーンバンカー」の話題について、見やすいように派生ページを作成しました。ぜひご利用ください。
- カラスの食害 tea-farm --  
 どうも、カラスは発芽した芽を嘴で引っ張って、種を食べたようです。
 食いちぎられた芽がいくつも落ちていました。
 ソルゴの場合、敷藁してすぐの所に播種すると、雀が藁についている米を探すのと一緒に、ソルゴの種まで探し出して食ってくれます。(長藁なら大丈夫なのかな?)
 近くに酪農されている方はいらっしゃいませんし、自給飼料となると更に・・。
- >2 苺FUJISAWA --  
 播種後の鎮圧に作業車等を使ってみては?
 作業車を走らせる回数で適当な鎮圧具合が見えてくるように思います。
 それと、気になったこと、敷藁のことです。
 デントやソルゴの播種時には、敷藁を取り除いたほうが良いように思いました。
 播種の時に、敷藁を土と一緒に被覆してしまうと、良くないように思いました。
 でも近くでしたら大丈夫(10数センチくらい)。とも思いました。
 お茶にとって敷藁は重要ですよね。
 こんな所ですが、参考になると良いのですが・・・。
 
- 管理機以上の車両は入れません tea-farm --  
 覆い下茶園なので、枕地といっても被覆用の支柱パイプがありますから管理機位かな?といいたいのですが、実は管理機でさえかなりきつい場所なのです。
 後の作業スペースの関係で極力外側に植えないといけないので、側幕用のパイプがじゃまになります。
 
 敷藁はダメですね。この3年間の経過から行くと、先に敷藁をして1週間位放置した後、播種部の藁を内側に寄せ、4葉以上になってから藁を戻すのが良さそうです。1週間も経てばスズメも米を食い尽くしてますし。
 しかし、雨上がりなどでなければ、灌水が必要になるので作業の段取りからすると、ちょっと辛いです。
 カラスは芽が出たのを目印にしてほじくってでも食べます。やはりというか、デントコーンよりもスイートコーンの方が被害は大きかったです。
 上から苦土肥料でも撒いておけばよかったかも。雨が見込める時は油粕でもいけるのですが、デント播種時は雨上がりで数日間雨が見込めませんでした。
 
- >4 苺FUJISAWA --  
 自分の偏見かもしれないけれど、
 >上から苦土肥料でも撒いておけばよかったかも。
 これは邪道だと思います。
 忌避剤は、農薬でも行われていた。邪道だと思う。
 
- 勘違いしていたかも tea-farm --  
 作業車というのは、野菜などで畝間を押して収穫作業に使われている物のことですか?
 
 >5
 7月末〜8月中(天候次第)には、苦土肥料を撒くので繰り上がるだけなんです。自走型の施肥機で散布するので、枕にも一部散らばりますし。
- 作業車というのは 苺FUJISAWA --  
 この話は、自分が牛糞堆肥をもらっている畜産農家さんと話をした時の事です。
 十数年前の事ですが、牧草の播種についての話になって、播種の後は鎮圧が大切。
 トラクターで踏み固めることも必要という話になったのですが、そこは牧草地、水田地帯とは違って堆肥の量も多いしプラウを使っての転地返しがあるわけで様子が違う。
 自分のところの浅い作土の苺ハウスでは、運搬車・管理機等を使っての鎮圧が適当ということになったのです。
 そのような訳で、この時デントコーンの鎮圧が重要なことを知りました。
 また今では、播種時に植物残渣が表面に多いこともマイナスになるような感じを受けています。
- デントその後 tea-farm --  
 家内がカラスの所作を見ていたらしいですが、出た芽を引っ張っていたという事です。種も芽も丸呑みだったそうな。
 
 でバリアですが、かなり歯抜けになったのもあるでしょうが、やはり短命な植物なので、効果のある期間が非常に短い。栽培期間の長い作物では2回以上の播種が必要になりますし、飼料に使わないのであればあまり意味がない様に思います。デントと交配したスイートコーンはもっち餅のデント由来の粒と甘いスイート由来の粒が混じって、不思議な味でした。デントの方も格好の鳥の餌だったようです。
- 長くする方法 苺FUJISAWA --  
 デントでもスイートでも、トウモロコシは、草丈が50センチくらいの頃に生長点を切り取ってしまう。というのはどうでしょう?
 横芽を使う。なにか面白いんじゃないかと。
 収穫を遅らせる手立てと、鳥害からの注目を少なくさせる。そして、小さいけれど作物を収穫。
 それにも増して、バンカーとしての寿命を延ばす事に有効。だと良いのですが・・・。
 ダメかな?
ページ末†