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物理的防除(ぶつりてきぼうじょ)
Tag: IPM 病害虫 資材 環境
熱、光、囲いなどを利用した、物理的な手段による病害虫防除法。
化学合成農薬削減につながる方法として期待される。
関連語†
化学的防除、生物的防除、環境保全型農業、IPM
防除技術†
太陽熱処理†
光による防除†
防虫ネット†
粘着シート†
紫外線除去フィルム†
静電気利用†
ソルゴ巻†
- ソルゴー障壁栽培 ※生物的防除(バンカー)も兼ねた方法
各種防除機†
参考資料†
コメント†
- 日本農業新聞2007/1/29 --
LEDを農業利用 地元企業と技術開発へ/徳島【四国】
発光ダイオード(LED)の国内最先端企業を抱える徳島県は、LEDを農業に利用する研究を始めた。企業と頻繁に技術交流ができる利点を生かし、他県にまねできない技術開発を目指す。菌床シイタケの害虫誘引器などの開発に着手、一定の成果が出てきた。
- Excite Bit 2007/3/8 --
殺虫成分ゼロ! マイナス40度で虫を氷殺
- 京都新聞 2007/6/2 --
「農薬を使わず害虫駆除 草津の野菜農家で」
野菜農家のハウスで、手持ちタイプの捕虫機を使って防除を行ったとのこと。
- 捕虫機 tea-farm --
>3
みのるの農機ですね。
少なくとも、小型で羽を持つ害虫、ハダニには有効です。
ただし、ハダニを捕獲する場合は、送風口の下にある金属の枠が植物をしごく高さで操作しないと効果がありません。従って折れやすい作目の場合はハダニの捕獲は出来ません。
成虫主体の状況なら、非常に効果は高いです。蔓性の植物には向かないかもしれません。
また、捕獲されるのは害虫だけではありませんので天敵放飼中は注意。
アザミウマ、ヨコバイなどは捕獲できませんが、トンボやバッタ、蜘蛛等の比較的大型の虫は捕獲可能です。
シャクトリムシなどは捕獲率は低いものの、捕獲は可能です。
送風量によっては吹き返しのため、捕獲されずに拡散する場合があるので、作業時は風量に注意が必要です。
- 南日本新聞 2007/7/8 --
害虫駆除機を改良/鹿児島堀口製茶
風と水を使う洗浄駆除機を改良し、節水型の後継機を開発したとのこと。
- 日本農業新聞2007/11/28 --
[トレンドの芽]土壌消毒装置/熱水や蒸気使い小型化 作業時間を短縮
各メーカーの土壌消毒装置(熱水型と蒸気型)を紹介。詳しくは紙面を参照。
- 信濃毎日新聞2008/3/8 --
「蛍光染料で着色のネットかぶせると農作物の収量向上」
諏訪東京理科大の研究グループによる研究成果。
このネットの蛍光が害虫を遠ざける効果についても実験中とのこと。
- 読売新聞 2008/4/5 --
「野菜水に浸し虫駆除 座って作業高齢・障害者負担軽く」
野菜を水に浸して害虫を除去する水耕栽培技術(装置)とのこと。
ただ、葉が濡れるのであれば、病害への影響はどうなのだろうか。
- asahi.com 2008/4/11 --
「害虫吹き飛ばす茶畑農機を開発」
鹿児島県で開発されたカンザワハダニを風と水の圧力で駆除する機械。
- 京都新聞 2008/6/8 --
農家が考案、捕虫機威力 草津のハウスでガを一斉駆除
>3 から1年後の続報。滋賀県草津市での取り組みは広がっているらしい。
- 読売新聞 2008/11/23 --
“人工台風”で害虫駆除 茶畑減農薬に成功 〜志布志の製茶会社開発
鹿児島堀口製茶が開発したハダニの駆除機。現在5号機とのこと。
- 手で取る 苺FUJISAWA --
物理的防除で手で取るが基本と、農家は思うのですが。
天敵利用で、人の手でコントロールできる事あり。と思うのですが。
その一つが、吸虫管で虫を集めることでは?
- 東北大学プレスリリース2014/12/10 --
青色光を当てると昆虫が死ぬことを発見〜新たな害虫防除技術の開発に期待〜
意外な研究結果。青色光でも効果的な波長は昆虫の種により異なる。光が昆虫の内部組織に吸収されると活性酸素が生じて細胞や組織が傷害を受け死亡すると推測、とのこと。
ページ末†
天敵用語集