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マルチ(mulch)
Tag: 資材 IPM 環境 
 農業で地面、特に株元を覆うこと。又はその資材。
 なお、「多い」を意味する"multi-"ではなく"mulch"である。
 一般的には温度制御などを目的としたフィルム状のプラスチック農業用資材を指すことが多いが、紙、不織布、生分解性プラなど様々な材質のものがある。
 古くは藁などを跳ね返り防止に設置していた。
資材による温度の違い†
 
柑橘類の土壌水分調整用†
 タイベック®の使用例が有名。
土壌物理性改善用の有機質マルチ†
 牧草などの緑肥、、、剪定枝粉砕チップとかの方が分かり易いか?
天敵類の住処を兼ねた藁マルチ†
 餌になるのはコナダニだっけ?
その他†
- 土中で蛹化する虫の防除用ってな話もあったような
- 雑草防除用のカバークロップはどう扱うか
参考、出典†
水稲布マルチ直播栽培†
 「お布団農法」ともいう。鳥取大学名誉教授の津野幸人氏が考案。
コメント 、改訂履歴等†
- サツマイモのいもぐら 苺FUJISAWA --  
 いもぐらって分かりますか?
 サツマイモの苗を早く採るために、いもぐらっていう物を作ったのですが・・・。
 藁は発酵剤として、もみ殻をマルチに使いました。
 自分(農家)の見解として、ビニールマルチの下なら籾殻、ビニールマルチの上なら藁って所が有機質マルチの使い方でしょうか?
 有機質だけでマルチは、至難のわざって感じがします。
 ちなみに、自分はもみ殻を利用していますが、アリスタさんのスライドは藁でした。
- マルチに穴を開ける 苺FUJISAWA --  
 もう一つ、思ったことです。
 ビニールマルチには穴を開けると良いと思います。
 穴といっても1.5ミリくらいのですが、マルチは上と下がつながっている事がベスト、だと思います。
- ククメリスとマルチ 大阪梅沢 --  
 大阪の水ナスでは、定植前に大量の有機物を土壌に投入したあと、ビニルのマルチをはることが多いのですが、そこでククメリスを使うとマルチの下がククメリスのすみかになるようです。
 ククメリス放飼後チャノホコリダニの発生により、殺ダニ剤を使用したときに、マルチ下がバンクの役目を果たし、ある程度自然回復しました。
- >3ビニルのマルチ 苺FUJISAWA --  
 あの、思ったのですが、ククメリスには湿度が必要だと思うのです。
 ビニルのマルチだけでは不十分で、有機物が絶対必要だと思ったのですが。
 それとも、有機物をえさとするコナダニに有効なのか?
 いやいや、両方に必要か?
 
 そして思ったのですが、ビニルのマルチ下に保湿剤として、不織布を敷くとか?
 本日届いたアリスタさんのスパイカル(カブリダニ仲間ということで)は、発泡スチロールに入っていて保冷剤つきでした。
 うまい具合に湿度を保つことも有効かな?
 
- 野菜で使うマルチって・・ tea-farm --  
 茶では定植期しか使わないので、樹脂マルチについては良く知らないのですが、Fujisawaさんの投稿を見ているとビニルとなっていますが、PVCが多いのですか?
 ウチで数年前に使ったのはPEの白黒ダブルでした(マルチ下に点滴潅水配管)。
 一条植えの茶園の場合は、夏は稲藁マルチ、冬は籾殻マルチで乗り切っています。
 (といっても、株元に籾殻を敷くことはできないので畝間ですけど)
 
 今年のウチの西圃場では、敷藁後ダニよりクモ(だと思うけど、ダニかな?:やたらと足の速い赤黒いカンザワ成虫の半分位の大きさのヤツ)が大発生しました。
 茶には被害がなかったので、害虫でなかったことは確かですが・・。
 
 チャノホコリダニって、農薬以外の対策って無いですかねぇ?茶で発生する時は、アザミウマ又は、少し遅れでのコミカンアブラムシの発生とセットなんですよ。
 コミカンは窒素過多や風通しの悪い茶園で発生しやすいなんて言われていますが、
 幼木期の無施肥状態かつ風が吹き抜け易い所でも、近年発生傾向が強いです。
 アブラムシは白色/銀色マルチで葉裏まで光が当たると抑制効果があると言うような話も訊きますが、そんな傾向もなかったし・・・。
 出るところは集中して出るうえ捕殺/薬剤散布でも、次回の発生は一定の範囲に固まってるような気がします
 ダラダラするので、これ位で。
 
- 両丹日日新聞2007年4月26日  --  
 水田一面が真っ白に 農薬使わない「お布団農法」
 正式には「水稲布マルチ直播栽培」という栽培方法の事例紹介。
- 日本農業新聞2008/3/7  --  
 [技術を追う]水稲の布マルチ直播栽培/もみ挟んで敷設 間断灌水し管理
 いわゆる「お布団農法」の実践事例について。
- 読売新聞2008/6/6  --  
 お布団農法安全安心 西予の田んぼに真っ白シート
 愛媛県西予市宇和町における「お布団農法」の実践事例。
- 読売新聞2010/5/18  --  
 水田に紙 無農薬栽培 雑草抑え環境に優しく
 白山市橋爪町の株式会社「六星」が「紙マルチ農法」を実践中。
- タイベック化学防護服 S --  
 原発事故のせいですっかり有名になってしまった「タイベック」の防護服。
 防護服はあくまで「専門家の方々が着用する事を想定」しているそうですが、
 使用される前に必ずこちらの「着用についてのお願い」をご覧ください。
 http://tyvek.co.jp/protect/information/index.html
ページ末†
天敵用語集