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クサカゲロウ Chrysopa intima
Tag: 昆虫 天敵 土着
※クサカゲロウ科全般については、クサカゲロウ科 参照
- 和名(分類):
- クサカゲロウ(脈翅目 クサカゲロウ科)
- 学名(英名):
- Chrysopa intima MacLachlan
- 食餌昆虫:
- アブラムシ、ハダニなど
- 形態・生態:
- 幼虫は捕食性天敵
※写真は「ヨツボシクサカゲロウ」と「ヤマトクサカゲロウ」ページに移動
(tea-farmさんの投稿による画像ファイルは本ページ下にあります)
コメント†
- Vダッシュ まさき --
くさかげろうのせいたいしりたい
- >1 tea-farm --
学術的な生態の詳細はこのページの上の方にある、Wikipediaのリンクを御覧下さい。
チャノホソガの巻き葉を開けてみたら、ホソガの幼虫では無く、コイツが居ました。巻き葉を雨よけに使ったのか、ホソガの幼虫を補食したのかは不明ですが、初めて見る光景でした。寄生蜂の幼虫を見た事はありますが、捕食性の幼虫も巻き葉に潜り込むんですねぇ。
- 種名 もちづき --
クサカゲロウをクサカゲロウ科全部の総称として使われていると思いますが,クサカゲロウという和名の付いた種Chrysopa intimaが我が国にいますので,混乱を招きやすいので,写真に正式な種名を付けてください。ちなみに,上から1枚目と2枚目は,ヨツボシクサカゲロウです。3枚目と4枚目はヤマトクサカゲロウです。
- >3 苺FUJISAWA --
もちづきさん、お願いしたいことがあります。
それは、クサカゲロウの簡単な同定方法です。
産卵の仕方とか、幼虫の形とか、成虫の羽の文様とか、捕食するアブラムシが違うとか、
このあたりが違うのかな? と思ったのですが、よろしくお願いします。
「素人に説明するのは、これだから難しい」と言われそうですが、是非お願いします。
- >3 tea-farm --
2〜4枚目は私の写真です。
間違いを御指摘いただき、ありがとうございます。
しかしながら、投稿した当人は、どれがどうだとは判断できませんので専門方が、直接修正いただくのが、Wikiの主旨からしても良いのではないかと思います。
専門の方がここのコメントに長らく投稿されないと言うこと自体に疑問を感じていましたので、もちづきさんの投稿は大変、ありがたく思います。
他のページにもおかしいんじゃない?という写真があるはずです。逐次各ページでの皆さんが御指摘下さい。
Wikiは訪れた人全てが少しずつ作り上げる物です・・・と言ってみた。
ところで、ヤマトクサカゲロウって移入種ですよね。
後は4のFujisawaさんと同じ質問。
>Sekizukaさん
旧幹事の方で、この辺りは何とか出来ない物か?>戦略ルーム ネタか?
管理人さんに種の同定関連の話題の進行をお願いしたい。
- >5 苺FUJISAWA --
tea-farmさんの言われた「間違いを指摘・・・」は、
違和感を感じます。
でも、クサカゲロウの違いが、ここを見たら分かるという観点みたいな物がある?、と、質問したまでなのですが、簡単にいかない物かな?
- >6 tea-farm --
ページタイトルがクサカゲロウ(科じゃない)なので、別の虫の写真であれば、間違いでしょ。とはいえ、個別の種の同定なんて、なかなか個人が圃場レベルで出来るものじゃないと思います。
俎上に上っている、2枚の写真は、実のところ他のと違うヤツがいる!という事で撮った写真なので、名前が判って良かった。
で、比較写真のあるサイトが見つかったので、ページを編集してリンクを張っておきます。
写真の種名については、取りあえずココで変更。ヤマトクサカゲロウのページには後日移転。クサカゲロウ科のページを更新せねばならないか?
- >7 苺FUJISAWA --
やはり、クサカゲロウに違いがあるのですね。見た目とか、大きさ? 動き?
それを、一目で当てた もちづきさんは、やはり凄い。
なんとか解説をお願いします。
もちづきさんと、tea-farmさんのふたりに違いの説明をお願いしたいです。
- >7 tea-farm --
このページの図鑑の項にリンクを追加していますが、御覧になりましたか?
外見上の大きな違いは自明だと思います。
Wikiの左カラムの最近の30件に上がってきたページは、更新されたページを指していますから、目的のページを表示してすべき事は、上部メニューの[差分]を確認することでしょう。
- >9 苺FUJISAWA --
tea-farmさんには、クサカゲロウの違いが理解できたと、このページの4枚の写真で。
その理由は、実際に観察していたからだろうと思う。
自分には、こんな感じなのだろうと思うだけです。
まだ、理解できません。
- クサカゲロウと繭やマミー 苺FUJISAWA --
クサカゲロウは、たぶん共食いをするのだろうと思うのですが、
アブラムシを食べたり、テントウムシの幼虫は自分より小さければ食べるかもと聞いているのですが。
アブラバチのマミーは食さないのでは、と思ったりします。
クサカゲロウの幼虫は、アブラバチのマミーやクサカゲロウの繭を食さないって事、無いかな?
クサカゲロウは天敵のえさとなる事が多いのでは? と思い感じているのですが・・・。
- >10 tea-farm --
卵の写真:一カ所に産むのはヨツボシだけみたいでしょ。実際に、一つずつ産んでるのもある。
成虫の写真:頭に模様がない。幾らボケてても千葉大の写真ほどの模様なら写る。
幼虫の写真:詳しいことは判らないが、ヤマトはどうも体が不透明みたい。テントウムシの幼虫と、ハナアブの幼虫の差って感じかな?
マミーを喰うかどうかは知りませんが、今年は小型の天敵の発生量が少なく、肉食のハチが闊歩しています。彼らに、クサカゲロウ類やテントウムシ類の幼虫は喰われている様です。ハナアブの幼虫も同じ。タマバエに至っては幼虫を全く見かけないですし。ですが、有機圃ではアザミウマやヨコバイ、シャクガ/ドクガを除くチョウ目害虫も少ないです。チャノホコリダニは例外ですが。
日照不足というのも、成虫たちの飛翔に問題があるのかも知れません。
クサカゲロウ類同士の共食いは見たことがありませんが、共食いをする程増えた事もない。ソルゴの1枚の葉に3,4匹居てもアブラムシはその何百倍もいますし・・・・。活動性も高いので餌が無くならない限り共食いはないでしょう。
クサカゲロウとハナアブの幼虫が居ても、私が見た限りでは喧嘩はしても横のアブラムシに食いつく感じでした。ハナアブの幼虫って結構、気性が荒いくせに、簡単に葉っぱから落ちてしまうし・・・。
盆過ぎからソルゴではアブラムシが激発し、酷いところは20m程が枯死してしまいました。独り生えで繁茂しているところから移植すべきかな?と思うほどです。
- >12 苺FUJISAWA --
クサカゲロウの卵の写真から思うこと。
クサカゲロウの餌となるアブラムシが同時に写っていることがいない。この事で卵から孵った幼虫が餌まで行き着く事が難しいのでは? そこで産卵数で補うという工夫が有効。でも、産卵数の少ないヤマトは産卵場所が餌の近くにあるとか、無いものかな? それともヤマトは動きが素早いとか?
そんな想像をしてしまいました。
ソルゴのアブラムシについて。
静岡県田方郡函南町平井の苺育苗圃場の周りに播種したソルゴは、アブラムシが発生しても、その内に(発見して一週間くらいで)天敵に食べられたりバラバラになっていなくなる。ソルゴの穂が出てからはアブラムシの隠れる所が無い感じがしています。来年は吸虫管で、その天敵を捕まえてみたい。成虫がほとんどで、動きが速い。
地域によって天敵の種類やその分布数に差がある事が大きな原因かな? と思うのです。
- >13 tea-farm --
多分正解!
クサカゲロウの優曇華の花は、トンでもないところで見かける事があります。
先日は、茶園の寒冷紗の展開に使う引き紐で見つけました。茶樹の真上にはありますが、その下に餌虫がいるとは限りません。
一方、ヤマトクサカゲロウ(かもしれないし、別かも知れないが)は、餌虫がいる葉か、その近くに一つずつ付着しているのを見かけます。
ソルゴのアブラムシは、周囲の環境でも違いますし、品種でも違うようです。
ただ、ラッキーソルゴーの無肥料バリアではFujisawaさんと同じ感じでした。
風立ちは播種時期(というより生育ステージか?)で違う様で、6月上旬播種又は定植の所は既に激発〜ソルゴ枯死。6月中旬移行のものは適当に発生中。
激発部は水でも良いから葉裏に散布しないとソルゴ帯が無くなるかも・・・。
って、ソルゴ巻ページのネタですね。
尚、今年に限っては、捕食性のハチが多い(ハナアブも多いですが)上、徘徊性の天敵が少ないので、天敵を集める事自体が難しいです。テントウムシ類、クサカゲロウ類、タマバエ類は恐らく、もう少し後に出てくるのではないかと思いますが、雨が多いので発生しても生き延びられるのかどうか・・・・。
- クサカゲロウの見分け方 もちづき --
しばらく見ていなかったら,こんなにレスがあったとは・・・
クサカゲロウ科の見分け方は,ここを見てください。
http://www.h.chiba-u.jp/insect/neuro/index.html
卵を一つづつ産む種が多いです。ヨツボシクサカゲロウ,クモンクサカゲロウ,ヤマトクサカゲロウ,カオマダラクサカゲロウは,農作物や雑草で見つかります。その他のクサカゲロウは,樹上性が多いです。ヨツボシクサカゲロウとクモンクサカゲロウは,成虫がくさい匂いを出す。クモンクサカゲロウは,1卵ずつ産む。カオマダラクサカゲロウは幼虫がゴミを背負う。など区別点は色々ありますが,成虫は肉眼では区別が困難な種類が多いです。果樹園などには,卵をコヨリにして産むフタモンクサカゲロウが多いです。孵化した後の卵は,植物上に残っていることが多いので,どんなクサカゲロウ科の昆虫がいるか,卵の生み方でどんな種類がいるか分かる場合が多いです。
5番目のtea-farmさんへ,ヤマトクサカゲロウChrysoperla nipponensisは移入種でなく,土着種です。天敵農薬として販売されているものは,C. carneaと言って,交尾の前に「鳴く」振動音が異なり,別種(隠ぺい種)とされていますが,土着種や日本の生態系に与える影響は,実験的に認められていません。
- >15 苺FUJISAWA --
もちづきさん、ありがとうございます。
>http://www.h.chiba-u.jp/insect/neuro/index.html
貴重な写真を公開していただいて、これは活用しないと損だと思いました。
一枚一枚の写真をカードに印刷して、これは何かを当てる。
自分の知識や判断力をつける事に凄く役立つと思いました。
- >16、>15 tea-farm --
あの〜、このページの図鑑欄(4つめは12投稿時に私が追加しましたが)やヨツボシクサカゲロウのページの図鑑欄って御覧になってないんですね。
もちづきさん御紹介のページ又はリンク先なんですが・・・・。
ってぇことは、私のレス12は意味不明でしたね。
>15
ヤマトの件了解です。天敵農薬のヤマトは台湾産と聞いた事があったので。
ところで、(御覧になってるかなぁ?)ヨツボシ等の臭い匂いってどんな匂いなんでしょう?圃場では捕まえない限り、匂いをかげる程近くに居る事はまれですので。(どうも種類によって、比較的運動性の高い成虫とそうでないのが居る様に思いますが)
- >17 もちづき --
Tea-farm様,コメントを書いてから,図鑑欄にリンクが張ってあるのに気づきました。申し訳ありません。あのサイトを作ったのは,私の知り合いです。
ヨツボシは,コンビニの灯りや家の灯りにも飛んでくるので(クサカゲロウは全般的に夜行性),大きめのクサカゲロウを見たら,採ってみるとよいです。手でつかむとしばらくは残る強烈な匂いです。言葉では表現できない匂いです。昔は夏に良く部屋の中に入ってきたものですが,今はクーラーをかけて窓を閉めきりだから,入ってこないですね。
- >18 tea-farm --
図鑑欄の件
図鑑のリンクは、ググった結果なので、フレームが表示されていません。
もちづきさん御紹介のURLに変更しておきます。
#あのページの親ページが見つからなかったので、変なリンクになりました。
匂いの件
つかんで残る・・・かなり粘着系の匂いのようですね。一度試してみます。
ウチの方では子供の頃にも、あまりカゲロウの仲間を見た事がありませんでした。家の縁側の下でアリジゴクを見つけた事はありますが、1回だけですし・・。気付いていなかっただけかも知れませんが。
- 残念です 苺FUJISAWA --
このページに4枚のクサカゲロウの写真表示が無くなったことが、残念です。
できたら再登録をお願いしたいです。
- 久しぶりのクサカゲロウネタ tea-farm --
今日、天敵観察会を当園のソルゴ圃場で開いたのですが、参加者の人が見つけたのが、IMG_3028_1_SXGA.JPG。
台風で、餌のアブラムシが壊滅したため、天敵同士の共食いになった様です。
- >21 厳しい世界ですね 苺FUJISAWA --
うむ。弱肉強食の世界ですね。
秋になると、今までとは違って食のピラミッドの底辺が少なくなるので、自然の状態に近いほど、こういう世界を見ることが出来るように思いました。
また、この時期少しだけ人の手を加えると、方向性が見えてくる事がないものかな? と思います。
秋が、天敵利用にとって少ない労力とか費用で効率を良く出来るのでは? などと思いました。
- >21をギルド内捕食というのかな? 苺FUJISAWA --
tea-farmさん、みなさん、
>IMG_3028_1_SXGA.JPG。
>台風で、餌のアブラムシが壊滅したため、天敵同士の共食いになった様です。
上記の事を、ギルド内捕食というのかな?
天敵利用とか昆虫や微生物の中で、ギルド内捕食の関係にある物を具体的に知りたいと思いました。
ページ末†
Web昆虫図鑑/アミメカゲロウ目/クサカゲロウ科