スクリーニングテスト
[
トップ
] [
編集
|
差分
|
履歴
|
添付
|
リロード
] [
新規
|
一覧
|
検索
|
最終更新
|
ヘルプ
]
-- 雛形とするページ --
user-template
user-template/example
user-template/このテンプレートへの要望、改善点
イベント日-template
イベント月-template
天敵用語集1-template
天敵用語集2-template
&size(30){スクリーニングテスト(screening test)}; ------------ #contents *概要 [#p4b431a9] 一般的な用語としては「選抜試験」か。以下は自然科学分野の場合。 *使用される場面 [#kebc488c] 例えば、何らかのサンプルが100個存在したとする。これに精度の高い分析法が存在するものの、コスト(時間、経費等)が高い場合、より簡易な方法で半分の50個まで絞れれば楽になる。この様な目的で実施されるのがスクリーニングテストである。 *要求される性能 [#v011f57b] 以下の3つの面から性能が存在する。 +何処まで絞れるか~ 前項の例で言えば、100個のサンプルを幾つまで絞れるか。少なければ少ない方が良い。 +コストがどれだけ少ないか~ 前項の例で言えば、様々なコストがどれだけ少ないか。 +絞る場合の確実性~ 擬陽性、擬陰性と言う言葉があるが「擬陰性はあるが擬陽性はない」というように、どちらかに極端に偏っているのが望ましい。~ しかし、完全に片方だけと言う場合はなかなかない。 +性能の判定~ 例えば、「100個を50個に絞れて、コストも半分」ならばやる必要性がない。~ つまり、100x@2と(100x@1+50x@2)では等しいと言う事。~ これが100を10に絞れて、コストは1%で擬陽性がほぼ皆無、などとなると大変素晴らしい。~ *具体例1(バラの育種) [#ecba2d9c] 例えば赤の大輪を育種したいとした場合、バラでは樹齢によって花色が極端に変わる事は少ない。よって、バージンフラワーで黄色や白色が出た場合は廃棄して構わない。この場合、絞れる率は交配の組み合わせによって変化する。~ もちろん、こんな大雑把な育種方針が立てられる事は無いので、実際の場面ではもっと複雑かつファジーな選抜基準となる。 *具体例2(農薬のドライフィルム法) [#j83b0704] ある虫にドライフィルム法でA,B,C,D,Eの5剤を試したところ、A,B,Cの3剤で効果があったとする。この3剤で圃場試験等を組み立てれば、ドライフィルム法がスクリーニングテストということになる。~ また、A,B,Cの3剤のうち、圃場試験で効果のでなかったものがあれば擬陽性と言う事になる。 逆にD,Eの2剤で圃場試験をしたところ効果が出た場合は擬陰性となる。~ この場合の擬陰性、擬陽性は剤や虫の性質、散布方法などからある程度予測はたつ。~ (でも、なかなか理屈通りに行かないのが圃場試験の怖いところ。。。) *その他 [#d3bfd287] *参考、出典 [#h58c3eab] ドライフィルム法については、とりあえず↓をご覧下さい。~ http://www.affrc.go.jp/seika/data_niaes/h08/niaes96024.html *コメント 、改訂履歴等 [#i9a02b5a] +''違うか?'' &color(blue){Sekizuka}; -- &color(green){&new{2006-02-02 (木) 15:59:25};}; &br; スクリーニングってこんなんで良いでしょか? #ncomment
タイムスタンプを変更しない
&size(30){スクリーニングテスト(screening test)}; ------------ #contents *概要 [#p4b431a9] 一般的な用語としては「選抜試験」か。以下は自然科学分野の場合。 *使用される場面 [#kebc488c] 例えば、何らかのサンプルが100個存在したとする。これに精度の高い分析法が存在するものの、コスト(時間、経費等)が高い場合、より簡易な方法で半分の50個まで絞れれば楽になる。この様な目的で実施されるのがスクリーニングテストである。 *要求される性能 [#v011f57b] 以下の3つの面から性能が存在する。 +何処まで絞れるか~ 前項の例で言えば、100個のサンプルを幾つまで絞れるか。少なければ少ない方が良い。 +コストがどれだけ少ないか~ 前項の例で言えば、様々なコストがどれだけ少ないか。 +絞る場合の確実性~ 擬陽性、擬陰性と言う言葉があるが「擬陰性はあるが擬陽性はない」というように、どちらかに極端に偏っているのが望ましい。~ しかし、完全に片方だけと言う場合はなかなかない。 +性能の判定~ 例えば、「100個を50個に絞れて、コストも半分」ならばやる必要性がない。~ つまり、100x@2と(100x@1+50x@2)では等しいと言う事。~ これが100を10に絞れて、コストは1%で擬陽性がほぼ皆無、などとなると大変素晴らしい。~ *具体例1(バラの育種) [#ecba2d9c] 例えば赤の大輪を育種したいとした場合、バラでは樹齢によって花色が極端に変わる事は少ない。よって、バージンフラワーで黄色や白色が出た場合は廃棄して構わない。この場合、絞れる率は交配の組み合わせによって変化する。~ もちろん、こんな大雑把な育種方針が立てられる事は無いので、実際の場面ではもっと複雑かつファジーな選抜基準となる。 *具体例2(農薬のドライフィルム法) [#j83b0704] ある虫にドライフィルム法でA,B,C,D,Eの5剤を試したところ、A,B,Cの3剤で効果があったとする。この3剤で圃場試験等を組み立てれば、ドライフィルム法がスクリーニングテストということになる。~ また、A,B,Cの3剤のうち、圃場試験で効果のでなかったものがあれば擬陽性と言う事になる。 逆にD,Eの2剤で圃場試験をしたところ効果が出た場合は擬陰性となる。~ この場合の擬陰性、擬陽性は剤や虫の性質、散布方法などからある程度予測はたつ。~ (でも、なかなか理屈通りに行かないのが圃場試験の怖いところ。。。) *その他 [#d3bfd287] *参考、出典 [#h58c3eab] ドライフィルム法については、とりあえず↓をご覧下さい。~ http://www.affrc.go.jp/seika/data_niaes/h08/niaes96024.html *コメント 、改訂履歴等 [#i9a02b5a] +''違うか?'' &color(blue){Sekizuka}; -- &color(green){&new{2006-02-02 (木) 15:59:25};}; &br; スクリーニングってこんなんで良いでしょか? #ncomment
テキスト整形のルールを表示する