&size(30){炭疽病(&property(読み,たんそびょう);)};
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#contents
&tag(病害虫,病害,イチゴ,野菜,果樹,チャ);

*概要 [#m5e576d1]
 子嚢菌門のColletotrichum属、Glomerella属によって起こされる病害。~
 英名:&property(英名,anthracnose);

**病原菌 [#s38b5e81]
-[['''Glomerella cingulata''' (Stoneman) Spaulding & Schrenk:http://www.niaes.affrc.go.jp/inventry/microorg/mokuroku/z49-Coll-gloeo.html]]~
不完全世代 '''Colletotrichum gloeosporioides''' (Penzig) Penzig & Saccardo
-[['''Glomerella acutata''' J.C.Guerber & J.C.Correll:http://www.niaes.affrc.go.jp/inventry/microorg/mokuroku/z48-Coll-acut.html]]~
不完全世代 '''Colletotrichum acutatum''' Simmonds ex Simmonds

[[日本産糸状菌類図鑑(農業環境技術研究所):http://www.niaes.affrc.go.jp/inventry/microorg/mokuroku/zukan.html]]より

*イチゴ炭疽病 [#of9d67da]

''イチゴ炭そ病'' 参照~
'''Colletotrichum gloeosporioides'''~
'''Colletotrichum acutatum''' =葉枯れ炭そ病~
いずれも多犯性植物病原菌で、イチゴ以外の植物種も罹病する。

*チャ炭疽病 [#gf0d3af2]
'''Colletotrichum theae-sinensis'''

-[[チャ炭疽病:http://www.pref.saitama.lg.jp/A06/BC01/bozyo/sryosyu/point/no24.pdf]](PDF) 埼玉県病害虫防除所
-[[チャ炭疽病:http://www.pref.shimane.lg.jp/nogyogijutsu/gijutsu/byougaityuu/ch046.html]] 島根県農業技術センター

-[[開葉数を基準としたチャ炭疽病に対する新芽の感受性程度を表すモデル式:http://narc.naro.affrc.go.jp/chousei/shiryou/kankou/seika/kanto18/07/18_07_11.html]]~
H18研究成果情報 静岡茶試・病害虫研究
-[[プラントアクティベータによるチャの病害抵抗性誘導:http://www.naro.affrc.go.jp/top/seika/2006/vegetea/ve06020.html]]~
H18研究成果情報 野菜茶研・茶IPM研究チーム
-[[チャの葉面に生息するチャ炭疽病拮抗菌:http://www.naro.affrc.go.jp/top/seika/2003/vegetea/ve03033.html]]~
H15研究成果情報 野菜茶研・茶業研究部・病害研究室
-[[チャにおける炭疸病抵抗性の品種間差異:http://www.affrc.go.jp/ja/research/seika/data_knaes/h12/2000377]]~
H12研究成果情報 宮崎県総合農業試験場・茶業支場

*他作物の炭疽病 [#pe540044]

-[[平成19年度病害虫発生予察特殊報(第3号) ナシ炭疽病:http://www.agri.pref.kanagawa.jp/nosoken/yosatujoho/toku/07toku-3ntanso/07toku-3ntanso.htm]]~
 神奈川県農業技術センター 平成19年9月28日
-[[Colletotrichum capsiciによるスターチス炭疽病の発生:http://www.affrc.go.jp/seika/data_knaes/h10/1998469.html]]
-[[Colletotrichum acutatum によるブドウ晩腐病の抵抗性簡易検定法:http://www.fruit.affrc.go.jp/seika/2005/fruit05007.html]]
-[[リンゴの輪紋病と炭疽病の見分け方(pdf):http://www.alps.pref.nagano.jp/letter/ntk2004/ntk_fru_0509_1.pdf]]

-[[ピーマン炭疽病(Colletotrichum scovillei)の感染リスク予測システムの開発:https://www.jstage.jst.go.jp/article/kapps/58/0/58_95/_article/-char/ja/]]~
関西病虫研報.58:95-97 (2016) 兵庫県立農林水産技術総合センター・アスザック~
※「クロップナビ」を利用し、気温と持続湿潤時間で感染リスクを判定。

*参考、出典 [#l8159254]
//-[[イチゴ炭疽病の病原菌、生態ならびに環境に配慮した防除技術開発:http://agrinet.pref.tochigi.jp/81_area-desaki/10_nousi/04_kenkyuuseika/g31_seika01/seika/kenhou/kp_054/kp_054_01.pdf]](PDF:2.5MB)
-[[イチゴ炭疽病の病原菌,生態ならびに環境に配慮した防除技術開発:http://rms1.agsearch.agropedia.affrc.go.jp/contents/JASI/pdf/PREF/71-2533.pdf]](PDF:22.8MB)
//-[[イチゴ炭疽病の病原菌,生態ならびに環境に配慮した防除技術開発:http://rms1.agsearch.agropedia.affrc.go.jp/contents/JASI/pdf/PREF/71-2533.pdf]](PDF:22.8MB)
-[[多犯性植物炭疽病菌 Colletotrichum acutatum:http://www.gene.affrc.go.jp/micro/pdf/manual/manual13.pdf]](PDF)~
 [[微生物遺伝資源利用マニュアル:http://www.gene.affrc.go.jp/micro/publications.html]] 農業生物資源ジーンバンク

-Sekizuka/memo/炭疽

*コメント 、改訂履歴等 [#t8cb9315]
+''作ったでよ'' &color(blue){Sekizuka}; -- &color(green){&new{2006-11-27 (月) 09:24:29};}; &br; Web病害図鑑コメント欄のリクエストに従い作成
//+''FUJISAWAさんへ'' &color(blue){Sekizuka}; -- &color(green){&new{2006-11-27 (月) 09:25:38};}; &br; イチゴについては「参考、出典」の1番上のをご覧下さい。176ページ程ありますが、、、(^^;)
//+''ありがとうございます'' &color(blue){苺FUJISAWA}; -- &color(green){&new{2006-11-27 (月) 22:44:24};}; &br; Sekizukaさん、いつもありがとうございます。 &br;今年の苺は、炭疽病が猛威をふるいました。 &br;来年は、この失敗を繰り返さないようにと皆必死です。 &br;炭疽病を見つけたら、その回りから刈り取り、一斗缶の中で石油バーナーを使って焼いてしまう。 &br;という話もあり、納得した次第です。 &br;処置は、速やかに、しかも大胆に、といったところです。 &br;苺の苗は多めに作付け、これも必要なようです。 &br;来年は、苺苗床のソルゴ巻きも早めにやってみようと思っています。 &br;ソルゴにはイチゴの炭疽病は宿らないですよね。 &br;
//+''日本農業新聞2007/5/17''  -- &color(green){&new{2007-05-18 (金) 00:36:45};}; &br; [[イチゴ苗安定生産へ 炭そ病克服で研究会/九州沖縄農研センター【九州・沖縄】:http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin5/article.php?storyid=215]]
//+''南日本新聞2007/11/27''  -- &color(green){&new{2007-11-30 (金) 12:56:24};}; &br; [[日置でイチゴ出荷始まる 炭疽病ほぼ克服:http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=7857]] &br;鹿児島県日置市では、今年イチゴの炭疽病対策(苗の雨よけ管理など)を推進して、発生率を3%台に抑えたとのこと。
//+''雨よけハウスでも大発生する場合'' &color(blue){苺FUJISAWA}; -- &color(green){&new{2007-11-30 (金) 22:06:55};}; &br; 新聞には載ってこないのですが、専技の先生だった方から技術指導を受けていると、雨よけ育苗で、大風や台風が近づくと雨よけハウスを密閉すると・・。 &br;そうすると、いきなり炭疽病が大発生。「どうしたら良いか?」と電話がかかる話を聞きました。 &br;で、この当たりが気になります。 &br;物理的防除は、原理原則を知っていてこそ出来る技術であると思う。 &br;雨よけだけでOKは、甘すぎるのはないかと感じています。
//+''日本農業新聞2009/1/21''  -- &color(green){&new{2009-01-22 (木) 13:08:49};}; &br; [[[えいのう特報]イチゴ炭そ病 素早く正確に診断 遺伝子で感染株特定/奈良、千葉県と農環研:http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin5/article.php?storyid=777]] &br;1/21付の「総合営農」面で、イチゴ炭そ病関係の特集が組まれています。

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