* ミツバチの利用法とは? [#a867183c]
|質問者: 苺FUJISAWA|カテゴリー: 天敵利用|質問日: 2011-10-19 (水) 00:12:11|
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''質問の詳細:''~
苺栽培でミツバチは、重要な昆虫(花粉媒介虫)です。
今、養蜂屋さんに有利でミツバチの価格が高騰していると思います。
冬の場合ですが、ミツバチの入り口をビニールハウスの中に向けると苺農家のため、外に向けると養蜂屋さんのためになると思います。
養蜂屋さんと苺農家のうまい関係を、どのように作ったら良いか、教えてください。考えてください。

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''コメント:''
+''いっそ農協が養蜂するとか''  -- &color(green){&new{2013-06-05 (水) 22:48:54};}; &br; 原因は農家のミツバチに対する理解の低さと養蜂屋の不適切な商品づくりがあります。 &br; &br;農家はミツバチを育てることより作物の栽培を優先します。そしてミツバチが減ったり飛ばなくなる原因(天敵に優しい農薬を平然と使う、気温、屋根のストレス等)を知らず、さらにミツバチを電話すれば届く工業製品か何かと勘違いしている節もあります。需要が供給を上回るのは当然です。 &br; &br;養蜂屋は3枚群や4枚群でミツバチを販売します。この大きさはミツバチの健全な飼育に特化すれば蜂群を維持出来ますが、農家は作物を優先するのでミツバチが減少するのは当然です。かといって5枚群以上ではただでさえ高価なミツバチがさらに高価になるのと、買取の場合は法律上の問題から栽培終了の頃にちょうど全滅するサイズであることが望ましいので商品化は望めません。要は非常に危ういバランスの商品になっています。また、レンタルの場合は法律上の問題はありませんが、回収があるのと返却された蜂群はほぼ壊滅状態なので焼却処分の手間もかかるため買い取りより高コストな商品になります。 &br; &br;まずは農家がミツバチのことをちゃんと勉強して需要を抑制することです。養蜂屋が供給を増やしている現状ですでに供給が間に合っていない点、ミツバチの性質上供給を急には増やせない点から需要を抑えることが必要です。また、養蜂屋は供給が間に合わないことに対するペナルティーが存在しないため供給を増やすことに対するインセンティブが働きません(生物なのでなるべく売り切りたい)。予め契約で出荷数を決めてしまうか、農協でも役所でも良いから供給率に応じた報奨金でも出せれば良いんですけどね。

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