#navi2(談話室)

談話室/ナスのソルゴ巻より派生

*キュウリのソルゴー巻に挑戦 [#odcaad0d]
>キュウリ屋 (2006-04-10 (月) 20:27:03)~
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皆さん始めまして。宮崎でキュウリ栽培(促成長期蔓下ろし)をしていますが、最近こちらを知りました。~
近年ナスのソルゴー囲い(巻)が話題になっていたので、今年の夏キュウリ(5月定植&8月定植の同圃場露地2連作)で、我が家でもやってみる予定でいます。~
<ソルゴー巻にする目的> ①台風対策 ②害虫対策~
<ソルゴー品種> 風立&ゴールドソルゴーの混播~
<ソルゴー設置> 圃場周り全体&3畝ごとにソルゴー帯設置(約10m間隔で2本)~
<害虫対策>   ソルゴー以外に畝間にフィア(白クローバー)を散播~
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皆さんにお伺いしたいのですが、~
①果たしてソルゴーは台風に耐えうるのか?~
②4月中旬にソルゴーを播種して、2作目終了時(10月中旬予定)まで役目を果たすことが出来るか?~
~
とにかく解からないことばかりですが、まずやってみることが大切と思い実施に踏み切りました。どんなことでも皆さんよりのアドバイスをいただければ幸いです。~

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- 台風には耐えます。が、メイガ類が侵入していると当然ながら風で折れてしまいます。&br;心配な場合は、数メートル毎に紐などで括るなどの対策で大丈夫ではないでしょうか?&br;九州だとこちらとは台風の勢いも違うでしょうから参考程度にしかなりませんが。&br;Q2については、枯れないか?と言う意味であれば、枯れません。防風対策としても十分だと思いますが、&br;既に結実しているはずなので、穂が垂れるかも。&br;出穂については、別のスレッドで色々意見があったので参考にされては如何?&br;成りもので畝間に植えると、実に傷が付かないかなぁ? -- tea-farm &new{2006-04-10 (月) 22:53:25};
- 平成16年度の実績では、度重なる台風にもよく耐えてくれました。2列植え以上の幅があれば大丈夫だと思います。大阪では4月末播種で、11月上旬まで持ちました。なすは施肥量が多いので、高さは4mほどになるので、出穂に関係なく頂部をかりおとしています。 -- 大阪梅沢 &new{2006-04-11 (火) 13:06:33};
- tea−farmさん、大阪梅沢さん、ありがとうございます。 -- キュウリ屋 &new{2006-04-11 (火) 20:25:55};
- >梅沢さん&br;4月播種とされていますが、6月下旬から7月初旬頃の草丈はどれ位ですか?&br;ウチの場合、4月播種は無理ですが5月末〜6月初めの播種は可能ですので、参考までにお聞かせ下さい。&br;これまでのウチの播種時期は既にご覧だと思いますが、私の見方として温度感受性がかなり高い植物なので、&br;暖地はともかく近畿では7月にならないとバリアとして機能するレベルの草丈にはならない様に思っています。&br;施肥次第なところもあるとは思いますが、どうなんでしょうね?&br;ついでに、梅沢さんの投稿を見て、私のサイトに記述が抜けていた点があったので、追加しておきます。(明日になるかな) -- tea-farm &new{2006-04-11 (火) 20:37:32};
- 改行したらすぐにアップされてしまいました。使い方がよく解かっていないので見ずらくなってしまってスミマセン。&br;ソルゴーが硬くなってくると害虫の付きが悪くなると出ていたので、4月中旬に50cm幅で蒔いて、6月下旬ぐらいにさらに50cm程度の幅で蒔くことを検討しています。&br;畝間に蒔くと実に傷がつかないか?」とのご心配は、スリップスが増えすぎる可能性があるということでしょうか? 私のイメージはクローバーにヒメハナが定着してくれれば、より早い対応になるのでは?と判断したからです。&br;今回ソルゴー帯にはほとんど無肥料の状態での播種になりますが、昨日わかったこととして、肥料が少ないとアブラムシの付き方も少ないとのことなので、多少肥料を与えるかもしれません。&br;ただ、宮崎に来る台風は本当に強い状態なので、軟弱に育つと”耐風性”が弱くならないかと心配です。 -- キュウリ屋 &new{2006-04-11 (火) 20:42:22};
- 傷の件&br;キュウリ屋さんの投稿ですが、改行だけ入れておきました。&br;それはさておき、&br;傷の件は、ソルゴの葉は案外硬い上、ある程度伸びると垂れます。この葉が子実に傷を蹴るのではないか?と言う懸念です。&br;この辺りは梅沢さんや田中さんが実例をご存知かも知れません。&br;アブラムシの付き方が施肥量に関係する様には思いませんでした。うちでは部分的に無施肥状態のところを作ってみましたが、&br;特別差があるわけではなく、周囲の環境による因子の方が大きい様に思います。&br;幾ら施肥しても(って、最大で100m辺り2.6kgNですが)つかない箇所には付きませんでした。&br;付かなかったところはアブラムシを多発箇所から移動させたりしたのですが・・。ウチの場合は風や雨との関係も大きそうです。&br;施肥量が少ないと、草丈が伸びず、固くなるように思いますので、耐風性については2条植えならそんなに変わらないと思います。&br;ウチのサイトのソルゴ巻の巻ページに、6月は種と7月は種での8月上旬の写真があります。気温からすれば、宮崎より半月遅れくらいになるかも知れませんが、ご参考まで。&br;http://tea-farm.infoseek.ne.jp ~
 -- tea-farm &new{2006-04-11 (火) 23:16:27};

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+''ページ作成'' &color(blue){S}; -- &color(green){&new{2006-04-12 (水) 12:40:17};}; &br; 「談話室/ナスのソルゴ巻」の「キュウリのソルゴー巻に挑戦」のレスが伸びてきたので、派生ページを作成しました。 &br;なお、下のフォームで入力すると、改行もちゃんとページに反映されます。
+''ソルゴの草丈他'' &color(blue){大阪梅澤}; -- &color(green){&new{2006-04-12 (水) 14:56:54};}; &br;  草丈は気温と施肥、品種によってかなり異なるのですが、4月末から5月頭のは種で、6月頃は1m弱、腰丈くらいです。防風効果が出るのは、6月後半1.5m(胸〜肩丈)になったくらいですね。定植直後はなすも背が低いので、1m足らずでもいいのですが。結局は作物とソルゴの背比べです。きゅうりのつるは伸びるのが早そうですね。 &br; 水なすは肌が柔らかいので、ソルゴの葉先が擦ると傷がつきます。間隔を開けるとともに、マイカー線で束ねています。 &br; 水なすは風が吹くだけでも揺れて自分のトゲで傷がいくので、ソルゴの功罪をはかるなら、功の方がはるかに大きいのですが。
+''草丈他'' &color(blue){キュウリ屋}; -- &color(green){&new{2006-04-12 (水) 20:17:10};}; &br; >tea-farmさん、ありがとうございます。早速HP拝見させていただきました。写真が豊富でとても参考になりました。 &br;ソルゴー帯とキュウリの間には通路を設け、約1mほどの間があります。でも風が強くなればソルゴーの葉で傷つけるかもしれませんね。これも実際にやってみて来シーズンの検討課題にします。また、アブラムシが増えすぎるとソルゴーが枯れてしまうということと、逆にアブラムシ密度が少ないところは、多発地帯から持ってくる方がいいなど、とても参考になりました。 &br;>大阪梅澤さん、御心配の通りキュウリの蔓伸びは早く、初期はソルゴーの防風効果は期待できないかもしれません。ソルゴーの葉が邪魔になってきたら、梅澤さんと同様にロープ等で適当に束ねるようにします。 &br;皆様よりのアドバイス、とてもありがたく思います。 &br;
+''アブラムシの移動(?)'' &color(blue){tea-farm}; -- &color(green){&new{2006-04-12 (水) 21:15:06};}; &br; >3 キュウリ屋さん &br;ウチの場合は、多発部の葉を切り取って、葉っぱごと未発生部に持って行ったものと&br;切り取った葉から虫だけを移動させたものを試しましたが、どうも移動先での定着は良くなかったです。 &br; &br;>2 梅沢さん &br;ウチでのラッキーソルゴーの場合より、少し遅め(期間として)かな?と言う感じですね。昨年(7/7播種)と今年(6/14播種)で、それなりの高さになったのが、7月下旬〜8月初('04年)、7月中旬〜下旬('05年)だったので、早く撒くメリットは播種時の潅水が不要なことだけかな・・と。 &br;茶の場合、7月末頃まではそんなに背が高くないので、関係なさそうなのですが、防風を考えると、通常の防風ネット同様、高さの3倍付近までしか効果はありませんから、台風時期はできるだけ高い方が良いですね。 &br;ウチの場合、夏の遮光に寒冷紗を展開するので、高すぎると問題なので施肥は控えめのつもりです。(無施肥だと茎が固すぎて、後で困ります) &br;資料が出てこないのですが、全農の牧草用種子のカタログに、スーダン型(日長型)、ソルゴ型(感温型)に分けて、草丈と出穂期のグラフがあった様な・・・。
+''ソルゴの成長'' &color(blue){大阪梅沢}; -- &color(green){&new{2006-04-13 (木) 13:05:45};}; &br;  囲い込みでは、つちたろうを使っています。4月下旬水なすの定植と同時に播種すると少し寒いのか、初期生育はやや遅い感じです。少し山手ということもあるます。 &br; 昨年4月半ばに播種した分は、5月頭に播種した分とあまり生育はかわらないか、少し遅れた感じでした。夏が暑い地区だけに、耐暑性を優先して選んでいます。この品種は露地なすの定植適期より遅いくらいが本当の播種適期でしょうね。
+''アブラムシの定着'' &color(blue){キュウリ屋}; -- &color(green){&new{2006-04-14 (金) 19:05:43};}; &br; アブラムシの移動&定着は難しそうですね。これについては自分でやってみることで解決方法を探します。 &br;今回の品種の選定は、耐風性をメインに考えましたが、やはり播種時期なども考慮しなければいけないことを皆さんの書き込みで理解しました。 &br;今のところナスが主体のようなソルゴー巻ですが、tea-farmさんのようにお茶でやったり、私のようにキュウリでやってみようとしたり、もっと様々な品目で拡がるといいですね。すでにどこかの事例などあれば教えてください。
+''果樹類のソルゴ巻き'' &color(blue){大阪梅沢}; -- &color(green){&new{2006-04-17 (月) 05:32:59};}; &br;  目的は異なりますが、農薬のドリフト防止のためにソルゴを障壁として使う例が今後増えそうです。 &br; ただ、果樹は背が高い上に、果樹園の施肥量は野菜よりかなり少ないので、背伸び競争がかなり問題になりそうです。 &br; アザミウマやアブラムシが第一公的であるような作物では、天敵利用型のソルゴ巻きを検討する価値はありそうですね。
+''ドリフト問題'' &color(blue){キュウリ屋}; -- &color(green){&new{2006-04-17 (月) 13:44:21};}; &br; 我が家の場合も圃場の北側にゴーヤの圃場があり、ゴーヤには登録農薬が少ないのでドリフト問題を意識していました。言い訳にしかなりませんが、栽培者としてソルゴー障壁を作ることで、出来ることはやったということにしています。ちなみにゴーヤ栽培者とは仲良しなので、ゴーヤもソルゴー巻にして様子を見ることにしています。 &br;でも、もしゴーヤがキュウリのドリフトによってと思われる登録外農薬が検出されたとしたら、果たしてソルゴー巻は本当に言い訳にしかならないのか、それとも露地条件の中でのドリフト防止策を取っていたと言う事で、何らかの「救済処置」が取られる可能性があるのか、法律的な問題ではなく(法律的には許されないことだと理解していますが)、現実的な問題としてどうなるでしょうかね。
+''ドリフト・・'' &color(blue){tea-farm}; -- &color(green){&new{2006-04-17 (月) 16:45:15};}; &br; 写真を撮っておけば良かったのですが、ソルゴに茶用の突っ込み噴口で直接農薬を掛けてみたことがあります。(ソルゴの外は道路なので無問題) &br;2条植えで十分に株が張っていれば、隙間から漏れても50cm程度でした。(@3MPa弱) &br;スズラン噴口の様にキリで漂う場合は風に乗って上からドリフトすることも考えられますけど。 &br;ウチの方でも、ドリフト対策兼用でソルゴバリアを検討されている方はいらっしゃいますし、対策として出典失念の文書に例示されていました。 &br; &br;そう言えば、ウチの近くで施設のキュウリでソルゴを施設の直ぐ外に播種された方がありました。ソルゴのアブラムシがどうしても入ってくるので、加害しないとは思いつつ、殺虫剤を散布せずにはいられなかった・・・と。 &br; &br;ウチのサイトにも近い内に追加しておきますが、ソルゴ巻の効能と雑感として &br;・雑草の侵入抑制も効果があると感じています。ソルゴの外と内では生える量が &br; かなり違います。ランナーを伸ばすヤツはダメですが。 &br;・夏の西日除けにはイイですね。案外西日が長く当たるのってダメージが大きい &br; ですから。 &br;・茶の場合、土壌が酸性サイドですが、pH=5位でも問題なく伸びるようです。 &br; 粘土質の土壌でも問題ないですし、砂地でも問題ないようです。 &br; &br;さて、今年はどうしようかな?・・・・6月に入ってから考えます。
+''気になるアブラムシ'' &color(blue){苺FUJISAWA}; -- &color(green){&new{2006-04-17 (月) 17:24:24};}; &br;  ソルゴのアブラムシではないのですが、苺ハウスの回りにはカラスノエンドウが生育しています。そこに付いたマメアブラムシが気になって以前はよく農薬を散布した物です。今考えるともったいないことをしました。 &br; 今年は、このマメアブラムシにいたテントウムシを捕ってきて娘たちと観察した後、その中の7匹をマメアブラムシも付いているカラスノエンドウごと親株用の苺(50株)に放飼してみました。昨年秋に購入したものでアブラムシが増え始めていました。それが10日後には、しっかりアブラムシを食べてくれて、ほとんど見当たらない位までになりました。 &br; アブラムシは、その特性や同定ができると使い道があると思います。

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