&size(30){スピノエース};
//スピノエース [#y6071101]

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#contents
&tag(農薬,殺虫剤,環境);

*概要 [#me677258]
-スピノエースフロアブル(20174)
-スピノエース顆粒水和剤(20178、20179、20180)
--有効成分:スピノサド(スピノシンA及びD混合物) フロアブル=20.0% 顆粒水和剤=25.0%


-有効成分
--''スピノサド''(スピノシンA及びD混合物) フロアブル=20.0% 顆粒水和剤=25.0%
-作用機作
--~ニューロン接合部のニコチン性アセチルコリン受容体を活性化すると考えられており、&br;昆虫の筋肉に痙攣を引き起こし衰弱させて、最終的に麻酔死させる。&br;[[グリーンジャパン資料より:http://www.greenjapan.co.jp/spinos_yurai.htm]]

**農薬の解説 [#ib120605]
アグロパートナーズサイトより引用&br;
http://www.dowagro.com/jp/ryosho/prod/spinoacedf.htm
http://www.dowagro.com/jp/ryosho/prod/spinoacesc.htm

-土壌放線菌が産生する天然物由来の殺虫剤です。
-新規作用機作を有しているので、既存の抵抗性害虫にも効果を示します。
-アザミウマ類と鱗翅目害虫の同時防除が可能です。
-アザミウマ類は種を選ばず高い効果を示します。
-ハチ類に直接薬剤がかかると影響があります。ミツバチ及び巣箱には直接薬剤がかからない様に注意してください。
-蚕には長時間毒性がありますので、付近に桑園がある所では使用しないでください。

-特別栽培農産物とスピノエース

--~スピノエースの成分であるスピノサドは、化学合成農薬ではないため、「特別栽培農産物のガイドライン」において、化学合成農薬の総使用回数にはカウントされません。&br;しかし、それぞれの地方自治体が独自に定める農薬使用基準において、カウントすることが求められている場合もありますので、必ず使用計画を立てる際には関係機関に確認してください。&br;また、使用に当っては、製品ラベルの使用方法(登録作物、対象害虫、使用量、使用時期、使用回数等)を必ず遵守してください。

*参考資料 [#b7e7e6e5]
*製剤 [#g989d4a5]
[[ダウ・アグロサイエンス:http://www.dowagro.com/jp/]] より
-スピノエース顆粒水和剤
--[[商品情報:http://www.dowagro.com/jp/ryosho/prod/spinoacedf.htm]]
--[[MSDS:http://www.dowagro.com/webapps/lit/litorder.asp?filepath=jp/pdfs/noreg/012-20071.pdf&pdf=true]]
-スピノエースフロアブル
--[[商品情報:http://www.dowagro.com/jp/ryosho/prod/spinoacesc.htm]]
--[[MSDS:http://www.dowagro.com/webapps/lit/litorder.asp?filepath=jp/pdfs/noreg/012-20070.pdf&pdf=true]]

*参考 [#f7acc54a]
-藤沢流天敵悪影響目安/スピノエース
-ダウケミカル製品ページ
--スピノエース顆粒水和剤
---[[商品情報:http://www.dowagro.com/jp/ryosho/prod/spinoacedf.htm]]
---[[MSDS:http://www.dowagro.com/webapps/lit/litorder.asp?filepath=jp/pdfs/noreg/012-20071.pdf&pdf=true]]
--スピノエースフロアブル
---[[商品情報:http://www.dowagro.com/jp/ryosho/prod/spinoacesc.htm]]
---[[MSDS:http://www.dowagro.com/webapps/lit/litorder.asp?filepath=jp/pdfs/noreg/012-20070.pdf&pdf=true]]

-「スピノサド剤とクロルフェナピル剤に対して感受性の低いミナミキイロアザミウマの発生」~
[[関西病虫害研究会報 第49号:http://kapps.ac.affrc.go.jp/49.html]] 85-86 (2007.5)

*コメント [#b7e7e6e5]
+[[英文MSDS:http://www.cdms.net/ldat/mp24Q001.pdf]]:品名SpinTor2SC によれば、製剤中にはプロピレングリコールを含むとなっている。(フロアブルだろうけど有効成分濃度が少し高い)
+''ニュースに連動してコメント欄を復活させます。'' &color(blue){tea-farm}; -- &color(green){&new{2007-07-16 (月) 23:57:43};}; &br; 結局、アファームの二の舞か・・・。 &br;アファーム、スピノ共に良い剤だったのに残念。 &br;卓効剤は緊急時以外は使ってはいけないと思わない生産者が多い事が一番残念。 &br; &br;常用剤と、卓効剤の区別位ちゃんとつけて欲しいものです。 &br;これじゃぁ、幾ら新規の作用点等を持つ剤が出てきてもダメな事が見えている。 &br;使う側、それを指導/広報する側の明示的な自制をお願いしたいと思います。 &br;今なら、まだ間に合うかも・・・。 &br;

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