オオニジュウヤホシテントウの編集

&size(30){オオニジュウヤホシテントウ};
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#contents
&tag(害虫,ジャガイモ,ナス,ピーマン);

//*オオニジュウヤホシテントウ [#bf0f07d8]
*概要 [#u1737854]
:COLOR(blue):和名（分類）:|&property(和名,オオニジュウヤホシテントウ);（&relation(分類,テントウムシ科);）
:COLOR(blue):学名（英名）:|&property(学名,'''Epilachna vigintioctomaculata''' Motschulsky);~
(&property(英名,large twenty-eight-spotted ladybird);)
:COLOR(blue):寄主植物:|ジャガイモ、ナス、ピーマンなどの&relation(寄主植物,ナス科);作物
:COLOR(blue):形態・生態:|　成虫は体長約８mmくらい。鞘翅に左右合計28個の黒点があることからこの名がついている。よく似た種類に、ニジュウヤホシテントウ（'''Epilachna vigintioctopunctata''' Fabricius、twenty-eight-spotted ladybird）がいるが、オオニジュウヤホシテントウの斑紋の方が大きいことと、前胸背板（鞘翅の付け根と頭との間の部分）の斑紋の形が、ニジュウヤホシテントウでは横に長い形をしているのに対し、オオニジュウヤホシテントウでは、縦に長い剣状をしていることで区別できる。また、幼虫は体の各節に棘があるが、ニジュウヤホシテントウの幼虫は、体が白く棘も白いのに対し、オオニジュウヤホシテントウの幼虫は黄色で棘が黒いことで区別できる。どちらの種も、テントウムシダマシと称されることがある。~
　オオニジュウヤホシテントウは、気温の低い地域に分布し、ニジュウヤホシテントウは気温の高い地方に分布している。越冬成虫が５月頃に産卵し、新成虫は６月下旬から７月中旬に出現する。オオニジュウヤホシテントウは夏には涼しい場所に移動して圃場では見られなくなるが、９月上旬〜中旬には再び増加し、 10月上旬ころから越冬場所（落葉の下、草の根元、樹皮の割れ目、家屋の屋根裏や壁の隙間など）に移動する。

*写真 [#o148904d]
|CENTER:&ref(オオニジュウヤホシテントウ/tentoA.jpg,100%,オオニジュウヤホシテントウ写真1);|
|CENTER:ナス葉上の成虫&br;（1999年６月28日つくばにて北村實彬撮影）|
|CENTER:&ref(オオニジュウヤホシテントウ/tentoAFM.jpg,70%,オオニジュウヤホシテントウ写真2);|
|CENTER:ジャガイモ葉上の雌雄&br;（1999年６月28日つくばにて北村實彬撮影）|
|CENTER:&ref(オオニジュウヤホシテントウ/tentoL.jpg,70%,オオニジュウヤホシテントウ写真3);|
|CENTER:オオニジュウヤホシテントウの幼虫&br;（1999年６月26日つくばにて北村實彬撮影）|
|CENTER:&ref(オオニジュウヤホシテントウ/tentogai.jpg,70%,オオニジュウヤホシテントウ写真4);|
|CENTER:食害を受けたジャガイモの葉&br;（1999年６月26日つくばにて北村實彬撮影）|

*コメント [#y832cee6]
+''ナス果実の食害痕''  -- &color(green){&new{2010-08-18 (水) 22:50:32};}; &br; [[アーティストは誰？ | 国立ファーム ガールズ農場ブログ:http://kf-mono.jugem.jp/?eid=467]] &br;果実がかじられることは珍しくないが、確かに「芸術的な文様」かも。

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