#author("2019-06-12T13:00:09+09:00;2009-07-20T22:14:56+09:00","","") * ケナガコナダニに有効な天敵はいませんか? [#g65f4c23] |質問者: tama|カテゴリー: 天敵利用|質問日: 2008-07-05 (土) 11:45:34| ---- ''質問の詳細:''~ 兵庫県で3月定植のハウストマトを栽培しています。 5月中頃からの収穫になるのですが一段目の地面に近いところでケナガコナダニがトマトのガクの間などに入り込んで困っています。2段目以降は問題ありません。 昨年は全体に大発生したのですが今年は部分的な発生で治まりました。(土着でケナガを食べる虫がいるのでしょうか?) 原因としては畝にワラを敷いて定期的に通路に米ぬかを散布しているためだと思います。 ---- ''コメント:'' +''ケナガコナダニ'' &color(blue){苺FUJISAWA}; -- &color(green){&new{2008-07-07 (月) 21:33:34};}; &br; ケナガコナダニを大量発生するには、簡単だと思う。 &br;http://www.tenteki.org/ml/ipm/images/sizuoc7sNDl.html &br; &br;この映像は、苺の畝間の通路に、屑米を置いた時の映像です。 &br;答えは、やはり簡単。 &br;>原因としては畝にワラを敷いて定期的に通路に米ぬかを散布しているためだと思います。 &br; &br;その通り。 &br; &br;私は、屑米を夜なべで取り除きました。 &br;スポットで良かったと思いました。 &br;農薬散布では、駆除は無理な場合があると思う。 &br; +''ケナガコナダニ'' &color(blue){苺FUJISAWA}; -- &color(green){&new{2008-07-07 (月) 21:33:34};}; &br; ケナガコナダニを大量発生するには、簡単だと思う。 &br;https://www.tenteki.org/ml/ipm/images/sizuoc7sNDl.html &br; &br;この映像は、苺の畝間の通路に、屑米を置いた時の映像です。 &br;答えは、やはり簡単。 &br;>原因としては畝にワラを敷いて定期的に通路に米ぬかを散布しているためだと思います。 &br; &br;その通り。 &br; &br;私は、屑米を夜なべで取り除きました。 &br;スポットで良かったと思いました。 &br;農薬散布では、駆除は無理な場合があると思う。 &br; +''「有効」の定義が不明'' &color(blue){Sekizuka}; -- &color(green){&new{2008-07-10 (木) 10:18:25};}; &br; ケナガコナダニといっても色々あるようですが、、、 &br;とりあえず、[[ホウレンソウケナガコナダニの生態など:http://www.f-net.naka.hiroshima.jp/localnet/ln/categoryDisplay?CATEGORY=5165&RECURSION1=categoryList?UPPER=1318&RECURSION2=CLEAR=Off&RECURSION3=TARGET=1318]] &br;[[ホウレンソウケナガコナダニを餌としたときのHypoaspis aculeiferの発育,産卵,ならびに捕食能力:http://www.jstage.jst.go.jp/article/acari/15/2/15_139/_article]] &br; &br;[[海外ではENTOMITEとか言って商品化されてるようですな。:http://pc54.narc.affrc.go.jp/%C5%B7%C5%A8%A5%CA%A5%D3%A5%B2%A1%DD%A5%B7%A5%E7%A5%F3/%C0%B8%CA%AA%C7%C0%CC%F4.htm]] &br; &br; &br; +''食べる、というだけなら'' &color(blue){Sekizuka}; -- &color(green){&new{2008-07-10 (木) 10:21:16};}; &br; 家屋等ではツメダニが捕食者になるのかな。 &br;http://www.ylw.mmtr.or.jp/~noryuasa/su34.html &br; &br;後はミヤコカブリダニがコナダニ類をエサにするようですが、ケナガ類を食べるかどうか、「有効」かどうかは知りません。 +''>>2'' &color(blue){苺FUJISAWA}; -- &color(green){&new{2008-07-10 (木) 23:57:08};}; &br; コナダニが害虫になる場合は、どんな時か? &br;そこが知りたいですね。 &br; +''>>3'' &color(blue){苺FUJISAWA}; -- &color(green){&new{2008-07-11 (金) 00:02:24};}; &br; ミヤコカブリダニがコナダニをエサにする時ってどんな時なのかな? &br;現場でコナダニ防除に有効って事があるのでしょうか? &br; +''>>1'' &color(blue){苺FUJISAWA}; -- &color(green){&new{2008-07-11 (金) 00:11:53};}; &br; 自分の映像は、ククメリスカブリダニだと思っています。 +''>>4'' &color(blue){tama}; -- &color(green){&new{2008-07-21 (月) 21:32:56};}; &br; 返答遅くなり申し訳ありません。 &br; &br;>コナダニが害虫になる場合は、どんな時か? &br; &br;私の場合は一段目の地面に近いトマトにトマトが赤くなりだすとコナダニが登ってきてガクなどの隙間に入り込み、出荷するためには吹き飛ばすなどの作業が必要になります。 &br;直接、トマトを直接加害することはないのですがトマトが真っ白になるくらいつくこともあり困っています。 +''>>1'' &color(blue){苺FUJISAWA}; -- &color(green){&new{2008-07-22 (火) 23:21:50};}; &br; コナダニの発生場所は、地面と考えて良いと思うのです。 &br;コナダニが分散するためにトマトの一段目に登って来たと思うのです。 &br;コナダニを発生させない栽培法、肥培管理が必要だと思います。 &br;自分的には、分解しやすく未熟な有機物はバツだと思っています。 &br;もしくは、その量の加減が必要だと思っています。 &br; &br;植物上で、コナダニの大発生が問題になったときは、地面を見てみようでどうでしょう? &br; +''>>2'' &color(blue){tama}; -- &color(green){&new{2008-07-23 (水) 22:39:41};}; &br; 畝に米糠を蒔いた湿ったところにたくさん集まっていて、私も米糠を止めれば問題ないのかなと感じました。 &br;ただ米糠は灰カビ対策に蒔いていて効果も感じているのでそれ以外の方法はないものかと考えています。 &br; &br;対策として来年は &br;①トマトから離れた通路に蒔く &br;②ククメリス製剤を入れる &br; &br;ククメリス製剤はエサとしてコナダニが入っているということなので米糠を蒔いた後放してみてはと思っているのですが。 &br;FUJISAWAさんがコメント1で紹介しているククメリスの映像は放したククメリスが米糠のコナダニを食べに来たのでしょうか? +''コナダニが問題になる場合'' &color(blue){苺FUJISAWA}; -- &color(green){&new{2009-06-18 (木) 22:53:06};}; &br; コナダニが問題になる場合について。 &br;自分は、一番の原因を未熟の有機物が多い事と認識しています。 &br;適度に未熟な有機物がある時は、環境(農業の現場)に良いが、 &br;多いと傷害が大きい。 &br;そこに、コナダニが大量発生すると問題がある。と思っています。 &br;化学農薬とコナダニの関係は、よく分からないのですが、 &br;コナダニと有機物の関係は、大きいものがあると思っています。 &br; &br;>FUJISAWAさんがコメント1で紹介しているククメリスの映像は放したククメリスが米糠のコナダニを食べに来たのでしょうか? &br; &br;はい、と思っています。でも、自分には分かりません。 &br;この映像を持って、天敵利用研究会に出かけて行ったのは、10回大会です。 &br;ククメリスの映像が暗いと指摘を受けました。たぶんそうであろうとも聞いたように記憶しています。 &br; &br;その時から、コナダニは適当に管理しようと考えました。 &br;ククメリスが、本当に捕食してほしい害虫は、アザミウマです。 &br;ここが有効になる管理が、微妙な所だけれど、必要だと思っています。 &br; &br;それと、トマトよりイチゴより、ほうれん草の方が、コナダニが好むのではと思う。どうかな? &br; +''乾燥や梅雨とコナダニ'' &color(blue){苺FUJISAWA}; -- &color(green){&new{2009-07-20 (月) 22:14:56};}; &br; しっかり乾燥してあるフスマでは、コナダニの発生は少ない。 &br;梅雨時期、唐辛子の中にもコナダニが発生するのでは? &br;土壌中では、しっかり有機物を分解すること。 &br;絶対にやってはいけないこと、それは、土壌表面に有機物を施用すること。 &br;とりあえず土壌表面に施用してよい有機物は、籾殻くらいかなと思う。 &br; #ncomment