&size(30){プラントアクティベーター};
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#contents
&tag(IPM,農薬,殺菌剤,肥料,病害);

*概要 [#x521c1d9]
&property(英語,Plant Acitvator);

抵抗性誘導剤:
病原菌に対する植物自身の抵抗性を誘導して病害を抑制する作用のある薬剤。~
なお、使用目的が病害の防除であるため、殺菌作用がない場合でも農薬登録上の用途は「殺菌剤」とされる。

**関連語 [#k70145b8]
 抵抗性、植物ホルモン、農薬

**例1 [#v627c349]
-プロベナゾール(オリゼメート)
-アシベンゾラルSメチル(バイオン)
-チアジニル(ブイゲット)
-イソチアニル(ルーチン、スタウト)

-バリダマイシンA(バリダシン)
-カルプロパミド(ウィン)

-サリチル酸 =抵抗性誘導のシグナル物質
-ジャスモン酸

//*その他 [#sc3dc9a9]

*参考、出典 [#l77e87bb]
-特集:プラントアクティベーター
[[植物防疫 第61巻第10号:http://www.jppa.or.jp/shuppan/month_2007.html#M10]] (2007.10)

-[[明治製菓:Dr.(ドクター)岩田の『植物防御機構講座』:http://www.meiji-seika-pharma.co.jp/agriculture/lecture/activator.html]]~
※イネいもち病防除剤プロベナゾールを中心とした解説

//-[[進む植物バイオテクノロジー(理研ニュース March 2002):http://www.riken.jp/r-world/info/release/news/2002/mar/index.html#fro_01]]
-[[植物科学 植物の自己防御能力を引き出す - RIKEN RESEARCH:http://www.rikenresearch.riken.jp/jpn/hom/7182.html]] 2013/4/19~
化合物ライブラリーのスクリーニングにより、食用作物を感染から守る化合物の候補を多数発見
-[[アブラナ科作物ゲノムリソースおよびプラントアクティベーターを利用した新規病害防除法の開発:http://www.naro.affrc.go.jp/brain/kisoken/result/2009/025219.html]]~
平成19年度「新技術・新分野創出のための基礎研究推進事業」新規採択課題
&br; 岡山県生物科学総合研究所、理化学研究所ほかの研究グループ
//-[[植物による病原体の認識・応答に係る新たなメカニズムを解明 —異なる2つの蛋白質が協力して、3種の病原体の攻撃を認識—:http://brain.naro.affrc.go.jp/tokyo/press/210811siroinu.pdf]](PDF)~
//農研機構 生研センター プレスリリース 2009/8/11

-[[アシベンゾラルSメチルによるナシの黒星病抵抗性誘導にはPGIPが密接に関与する:http://www.niaes.affrc.go.jp/sinfo/result/result20/result20_11.html]]~
-[[非殺菌性化合物アシベンゾラルSメチルによるキュウリ病害抵抗性の誘導:http://www.niaes.affrc.go.jp/sinfo/result/result14/result14_23.html]]~
 研究成果情報 農業環境技術研究所
-[[作物の誘導抵抗性を利用した病害防除:http://www.niaes.affrc.go.jp/techdoc/inovlec2004/2-5.pdf]](PDF)~
[[平成19年度革新的農業技術習得研修 農業生態系の保全に配慮した農業技術:http://www.niaes.affrc.go.jp/techdoc/inovlec2004/]]

-[[水稲育苗箱専用剤「スタウトダントツ」2剤を市場投入 住友化学:http://www.jacom.or.jp/agribiz/2010/06/agribiz100603-9582.php]]~
-[[3種類の水稲育苗箱粒剤をラインアップ 地域ニーズに合わせた薬剤選択が可能に クミアイ化学工業:http://www.jacom.or.jp/agribiz/2010/06/agribiz100603-9590.php]]~
JAcom 2010/6/3 ※抵抗性誘導剤イソチアニルを使った製剤を販売

**抵抗性誘導の研究 [#d5193f7a]
-[[トマトの青枯病にアミノ酸が効くことを発見:http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/press/laboratory/nias/072039.html]]~
農研機構 生物機能利用研究部門・中央農業研究センター 2016/10/26~
※ヒスチジン等のアミノ酸が植物の病害抵抗性を高めることで発病を抑える。~

-[[セジロウンカの加害でイネに抵抗性関連遺伝子が発現し抗菌物質も生成される:http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/karc/2006/konarc06-36.html]]~
H18研究成果情報 九州沖縄農研・難防除害虫研究チームほか

-[[「いもち病」に対する抵抗性誘導剤の効果が低温で発揮できない原因を解明:http://www.nias.affrc.go.jp/press/2015/20151117/]]~
農業生物資源研究所 2015/11/16

*コメント 、改訂履歴等 [#c935452d]
+''とりあえーず'' &color(blue){Sekizuka}; -- &color(green){&new{2007-12-25 (火) 13:28:42};}; &br; サリチル酸とかもそーなのか?
+''うおっ!'' &color(blue){Sekizuka}; -- &color(green){&new{2008-01-16 (水) 08:37:49};}; &br; 植物防疫の記事ってネット上で読めたのか。知らんかった。 &br;誰が直してくれたのか知らないけど、サンクス〜
+''>2に追記'' &color(blue){Sekizuka}; -- &color(green){&new{2008-01-16 (水) 08:41:12};}; &br; と、思ったら各記事の1ページ目だけなのね。(^^;) &br;まー、当たり前と言えば当たり前か。これだけでも便利だな。
+''毎日新聞 2009/5/27''  -- &color(green){&new{2009-05-29 (金) 23:37:20};}; &br; [[夏ウンカは益虫か 香川大農学部・五味剣二助教/四国:http://mainichi.jp/area/kochi/genba/news/20090527ddlk39040770000c.html]] &br;イネがセジロウンカに加害されると「緑のかおり」が多く発生し、これが病害抵抗性の誘導に関係しているらしいとのこと。

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天敵用語集
&category(天敵用語集);
&category(農薬);

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