&size(30){線虫(センチュウ)};
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#contents

*概要 [#ped6a9b7]
 線虫とは分類学上で言う「線形動物門」に属する動物類の総称であり、同様のレベルでは「節足動物門(昆虫類、甲殻類)」であることを考えると随分と幅の広い呼び方である。
 昔からある分類や名称というのは、当然といえば当然の如く人間中心のものであり、人間にとって捉えやすいもの(大きさ等)、利害のあるものが細分化されているものであり、ほとんど肉眼で見えない線虫が大雑把なのは仕方がない話である。
 近年、様々な分野で線虫の研究が進み、人間にとって直接利害のないものが「発見」されている事は興味深い。農業上では「自活性線虫」などと呼ばれつつあるようだが、「ただの昆虫」と同様の視点であろうか。
 「参考、出典」にある日本線虫学会初代会長の文にある海洋線虫(マリン・ネマトーダ)の話など実に興味深いものがある。ちなみにたまに人にも被害を出すアニサキスはこの海洋線虫らしい。(し、しらなかった(^^;))

**C.elegans [#q089fe2c]
 遺伝学で

**農業上の害線虫 [#ece4b428]
-マツノザイセンチュウ~
 今Bursaphelenchus xylophilus、昔B. lignicolus~
 参考http://www.greenjapan.co.jp/matukuimusi.htm
-ネグサレセンチュウ
-ネコブセンチュウ
-ダイズシストセンチュウ
-国内産イモグサレセンチュウ(Ditylenchus destructor)

*その他 [#y0a39002]
|線形動物門 |線虫綱 |ハリセンチュウ目 |ヘテロデラ科 |ジャガイモシストセンチュウ&br;('''Globodera rostchiensi''')|
|~|~|~|~|タバコシストセンチュウ&br;('''Globodera tabacum''')|
|~|~|~|アフェレンコイデス科 |マツノザイセンチュウ&br;('''Bursaphelenchus xylophilus''')|
※確か外来種の資料から持ってきたような、、、
**センチュウの天敵 [#pf55f835]
-パスツーリア菌(パストリア水和剤)
-Beauveria bassiana
**昆虫の天敵センチュウ [#k2594f43]
-Contortylenchus genitalicola
 カミキリ成虫の雌雄生殖器に寄生する線虫が発見(遠田、1970)~
 [[(Kosaka &  Ogura、1993):http://read.jst.go.jp/ddbs/plsql/KDI_49?code=9911002869]]
*参考、出典 [#j9457555]
-[[NEMANETJ(線虫学メーリングリスト)開設のお知らせ:http://senchug.ac.affrc.go.jp/ml/ml.html]]
-[[日本線虫学会初代会長に選ばれて:http://senchug.ac.affrc.go.jp/news/news1.html]]
-[[寄生虫ミニ辞典:http://jomf.health.co.jp/report/kaigai/19/worm/c/default.htm]]
-[[畑の線虫:http://www12.plala.or.jp/KEISHIMIZU62/]]
-[[Wikipedia:線虫捕食菌]]
-[[Wikipedia:線形動物]]
-[[施設トマトにおける線虫のリサージェンスを回避する微生物資材と植穴くん蒸の併用技術:http://www.affrc.go.jp/ja/db/seika/data_nics/h15/kanto/kan03004.html]]
-[[線虫「1000細胞のシンフォニー」:http://www.nig.ac.jp/museum/livingthing/sentyu/index-sentyu.html]]
-[[サルでもできるセンチュウ無菌化テクニック:http://senchug.ac.affrc.go.jp/news/news4.html]]
-センチュウ おもしろ生態とかしこい防ぎ方 三枝敏郎 農文協 ISBN4-540-92089-8 C2061
-[[わが国における線虫捕食菌の種類と分布及び生理・生態に関する研究 '83三井康(農業技術研究所報告C 37号127-211):http://rms1.agsearch.agropedia.affrc.go.jp/contents/JASI/pdf/JASI/27-2190.pdf]] %%URL不明%%
*コメント 、改訂履歴等 [#uaa621a9]
+''作成'' &color(blue){Sekizuka}; -- &color(green){&new{2006-03-29 (水) 12:12:13};}; &br; とりあえずメモ書き程度
+''線虫対策'' &color(blue){tea-farm}; -- &color(green){&new{2006-03-31 (金) 21:33:47};}; &br; ソルゴ巻談話室より派生 &br; &br;茶での寄生性線虫での実施例として(線虫の種類は未特定ですが、チャノネグサレだと思います) &br; &br;有機栽培圃にて &br;マリーゴールド(アフリカントール)をプラグ苗にして、雨落ち部に6月下旬定植。 &br;そのまま、9月上旬まで栽培(放任)し、草刈り機で刈り込んだ後、鋤き込み。 &br;実施直後の線虫数測定は実施せず。3年後の数字として、寄生性線虫数一桁〜二桁、自活性線虫数三桁〜計測不能に移行しました。(ベールマン法) &br;翌年に計っていればよかったのですが。 &br;栽培中の問題として、アザミウマの多発年であったことから、茶を防除しても、濡れにくいマリーゴールドに移行するだけで、かなり被害を受けました。 &br;通常の農薬が使えるところであれば、もっとマシだったかも知れませんが。&br;&br;当時の情報として、農薬以外での抑制法(チャノネグサレセンチュウの場合)など~
・分布範囲:水平方向→幹を中心に50cm以内、垂直方向→0〜20cm に多い。~
・繁殖適温:18〜24度~
・対抗作物:マリーゴールド、エン麦~
・肥料との関係:K施用で軽減され、N施用で増加する傾向有り。~
・有機物施用による抑制:生米糠(2t/10a:普通は無理な数字ですね)、大豆コンポスト、小麦ふすまの投入。エン麦の敷き草~
・増加させる有機物:バーク堆肥(特に未熟なもの)=リグニンの多い堆肥、鶏糞堆肥~
+''出典のURL'' &color(blue){Sekizuka}; -- &color(green){&new{2006-04-01 (土) 15:29:09};}; &br; 三井氏の奴はURL入れたけど、それの事だよね? &br;ちなみに[[元ページ:http://rms1.agsearch.agropedia.affrc.go.jp/contents/library/jnr/nougi-c.html]]には他にも面白そうな報告が幾つかあるなぁ。 &br;とりあえずカンザワの奴はカンザワのページ作ってぶち込んだ。 &br;[[「日本産Rotylenchulus reniformis Linfordand Oliveira, 1940の形態および生理・生態的変異に関する研究」:http://rms1.agsearch.agropedia.affrc.go.jp/contents/JASI/pdf/JASI/28-1447.pdf]]というのはセンチュウの話らしいが何処で区切って読むのかさっぱりわからん。(^^;)
+''>3'' &color(blue){Sekizuka}; -- &color(green){&new{2006-04-01 (土) 15:37:51};}; &br; LinfordとOliveira,が1940年に命名した'''Rotylenchulus reniformis''' と言うセンチュウで良いのか? &br;タイトルにするときは「日本産'''R.reniformis'''」とかの方が分かり易くて良い気がするんだが、何かルールがあるんかなぁ。
+''>2'' &color(blue){Sekizuka}; -- &color(green){&new{2006-04-01 (土) 15:41:50};}; &br; 体裁が崩れたから半角−を「・」に変えました。
+''>2'' &color(blue){Sekizuka}; -- &color(green){&new{2006-04-01 (土) 16:22:02};}; &br; 寄生性と自活性は「口針の有無」で分けたのかな? &br;

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